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【ダイナミック・クリエイト】それが、未来のクリエイターの姿

ただの作業員に成り果てた、狭い日本のクリエイターライフにわずか5年で挫折・・・。海外に飛び出し、最強の武器「IT」を駆使することで、超ノマド&自由に活動するクリエイターライフの未来形【ダイナミック・クリエイト】を実践するひとりのクリエイターのブログ

田舎のリーマン。まさに僕の親父。


仕事は・・・出来る方だったんだと思います。直接、働いている姿を見たことはないですが、本人の話と、周りの同僚の話。そこから大げさな部分を差し引いたとしても、きっとそうだったんだろうと思います。


親父の背中を見て、サラリーマンにはなりたくない!そう思ったわけではありません。むしろ仕事に誇りを持っていた僕の親父は、カッコ良かった。今でもそう思います。


一方で僕は、小さい時から大工さんに囲まれて過ごしていました。実家のすぐ横に親戚が営む製材所があって、額にタオルを巻き、引き締まった筋肉の大工さんたちが、ゴツゴツした手で木材を加工していたのを覚えています。彼らもまた、自分たちの仕事に誇りを持って、いきいきと仕事をしているように見えました。


毎朝、ビシっとしたスーツに身を包み、33ナンバーの車で出社する僕の親父。


「ニッカポッカ」を履き、カンナやノコギリ、墨壺なんかを駆使して汗水たらす大工さんたち。


ぼくには、どちらもすごくカッコよく見えました。







▼巣箱プロジェクト


小学生の時。図工の授業で巣箱をつくるという課題がありました。まぁ、小学生の巣箱なんて、三角形の屋根をした典型的な造形でほぼ全員がまとめてくるんですよね。僕も塁に違わず、そのひとりでした。


ただ唯一違っていたのは、そのクオリティ。


なんと僕の巣箱は、一本の釘も使わず・・・さらには「とのこ」で目止めを行い、塗装まで行なってしまったという代物。(大工さんが遊びで教えてくれたのを真似しただけなんですが・・・)


図工の先生や、たくさんの友達を驚かすには十分な出来栄えになっていました。


巣箱によって、拍手喝采を受けた瞬間。僕のクリエイター的ポジショニングは、この時にできたのだと思います。


そして、クリエイター的なベクトルに僕のポジショニングが振れてからというもの、僕はサラリーマンではない、人生を求めるようになったのです。







▼リーマンクリエイター


それから10年以上後、僕はひとりのクリエイターになりました。まずは「修行」という名のもとに、あこがれのクリエイターの事務所に入社。ここでなら、実際の仕事を通して一流のクリエイトができると信じていました。


しかし、現実は・・・僕の欲するクリエイト。自分の人生をも巻き込んだクリエイトスタイルはそこにありませんでした。


悪い意味での、ただのリーマン的クリエイト。。。


「修行」の身だった僕だけではありません。先輩も。副所長も。さらにはボス自身も、大きな眼で、裏の眼で見ていくと・・・僕にはリーマン的クリエイトをしているとしか考えられませんでした。


価値の創造を行わないクリエイトは、僕にとって「悪」。忌み嫌う対象です。そんなものを創りだすのであれば、なにもしないほうがまし・・・そう言い切れます。


例えば、東京で行われるデザインイベント、東京デザインタイドやデザイナーズウィーク。さらには世界的有名なミラノサローネに参加したり、いろんなクリエイーターの仕事を見ても・・・まったく心に響くことがなくなってしまった時。


僕は、自分自身の生き方。方向性を変えていかざるを得なくなったのです。
僕たちクリエイターは「創りだす人」。「創りだす」ことに至高の喜びを感じ、「創りだす」ことに全力を注ぎ続ける。


 建築。インテリア。グラフィック。テキスタイル。ファッション。
プロダクト。インターフェイス。キャラクター。本や小説。映画。舞台・・・。
さらにはモノなのかコトなのか・・・?


 僕たちはいったい何をクリエイトすればいいのでしょうか?いや、自分のクリエイトを通して、何をみんなに発信し、どんな価値を生み出していけばいいのでしょうか・・・?






▼ クリエータ=ルーチンワーカー?


元来クリエイターは、ルーチンワークが苦手な生き物だと思っています。なのに・・・現実はどうですか?


毎日、同じような図面を書き続ける日々。毎日、同じようなスケッチを描き続ける日々。大義名分のないコピー品をクリエイトする日々。ハッキリ言って耐え切れません。


毎日繰り返している同じような作業は、必要なことなのだと思います。そしてクリエイターたるもの、その中にひとつひとつ新しいクリエイトに挑戦し、常に進化するべく果敢に挑戦をし続けなければならないことも分かります。


僕が一番問題だと思うこと。それは、クリエイターの思考が、モノ・コトの細部・・・ディテールを突き詰める部分に収束していき、もっと上の概念、目的、本当の裏側、つまり本質の部分へと至ることが皆無だということ。


一部の売れっ子クリエイターのみが、この呪縛から逃れ、本来のクリエイトが実現出来ている・・・かもしれないという現実。


あなたがもしも、企業やデザイン事務所のスタッフのひとりだとしたら、または自分でデザインオフィスを設立し、ビジネスを展開するクリエイターのひとりだとしても・・・


僕たちはまず、受け入れないといけないと思うんです。自分が末端の作業員に過ぎないということを。


いま自分が取り組んでいる仕事について。いま自分が置かれている状況について。余計なプライドはかなぐり捨てて、冷静に考えてみて欲しいと思います。


いま、あなたが行なっているその仕事は・・・あなたでなければ出来ないことなのでしょうか・・・?


重い!!Skype(スカイプ)のログが重すぎる・・・。
だから SkyChatViewer(スカイチャットビューアー)は、僕にとって神アプリになりました!


世界中を動きまわって仕事をする僕たち【ダイクリ】メンバー。僕自身もインド、ブラジル、アメリカ、タイ、フィリピン、日本・・・様々な国のパートナーと共にプロジェクトを進めています。


当然、仕事はほとんどがメールベース・・・けれども同じくらいなくてはならないツールが「Skype」。「Skype」を利用することにより、国際間の通話料も無料。データのやり取りや、リアルタイムにチャットでプロジェクトを進行出来ますので。


しかし僕は、「Skype」にどうしても許せないことがありました。それは、ログの表示が遅すぎること。1週間前、2週間前、1ヶ月前・・・


一日、ほぼチャットだけで仕事をしてしまうこともある僕の環境では、1ヶ月前、3ヶ月前、などの長期間を表示するボタンをクリックした途端・・・


10分以上、表示されないこともあるぐらいなんです。



SkyChatViewer App

カテゴリ: 仕事効率化

価格: ¥170



神速の表示速度


いままで表示があんに遅かったのがウソみたいです。SkyChatViewerなら過去ログの検索も激しくサクサク動きます。


まずは左ナビゲーションで目的の会話を選択します。すると瞬時に・・・。数ヶ月前どころか、1年前のチャットだって余裕で表示されます。


Googleしかり、Yahoo!しかり、MacOSのspotlightしかり。検索を利用して目的のものを探し出すシステムに、ズッポリ浸かっている僕には、この速度は最高です。





検索結果の表示方法



検索結果では、上部に検索にヒットしたチャットのリストが表示されます。クリックすると、下部にその会話部分までジャンプ。下部にはチャットの流れがそのまま表示されていますので、前後の会話も簡単に確認することができますね。




ちょっと見にくい左ナビ


1対1でのチャットは問題ありません。ダイクリ太郎さんとチャットをしていたのなら、ダイクリ太郎というスカイプ名が表示されています。


問題は複数人でのチャットの場合。「Skype」ではチャットに参加しているメンバーのスカイプ名が並べて表示されますが、「SkyChatViewer」の場合、スカイプ名ではなく、一番最初のコメントが表示されてしまいます。


記憶のメカニズム・・・というより普通に考えて、昔のチャットを検索するとき、一番最初のコメントが何だったのか?全く覚えていません。やはり誰々とチャットしていた時。という風に記憶をしています。


様々なプロジェクトに「Skype」を利用しているため、僕の利用方法では複数人のチャットは日常茶飯事。この表示については、改善する必要がありますね。


とはいえ・・・、それを補って余りある表示速度。【ダイクリ・神アプリ】に勝手に認定します。


僕たちのクリエイトに必須のアイテム!MacBook Air。少なくても僕はこの10年間、Macを開かなかった日は年に一度あるかないか・・・だと思います。(もちろん10年前にMacBook Airはありませんが・・・)



そんな僕のMacBook Airが起動しなくなってしまった・・・。修理を待っている間の時間も、僕にとっては一大事!ということで、早速シンガポールまでMacBook Airを購入しに行きました。




▼わざわざシンガポールまで購入しに行った理由


マレーシアのジョホールバルを拠点にクリエイト活動をしている僕が、わざわざシンガポールまでMacBook Airを購入するために足を運んだ理由。それは至ってシンプルです。



MacBook Airが起動しなくなったその日。すぐにジョホールバルにあるアップルストア(Apple Store)に修理を依頼(ジョホールバルにアップルストアは存在しないので、正確には代理店(Re seller店舗))。



その足で2箇所のアップル代理店(ダンガベイモールとテブラウシティのジャスコ)をまわり、最新型のMacBook Airを購入しようと思ったのですが、どこも売り切れだったからです。



イスカンダルプロジェクトなどもあり、今後、街の発展が確実視されているマレーシア・ジョホールバルですが、現在はまだまだ田舎・・・。最新機器の供給が少ないんです・・・。



ダンガベイモールの代理店では、最新型・・・といいながら、2010年モデルを出され、危うく騙されるところでした・・・(笑)



ジョホールバルでの購入を諦めた僕は、早速シンガポールに行ったわけです。ジョホールバルは、シンガポールとの国境に位置する街。車で40分程度でシンガポールに行く事ができます。この点でもジョホールバルは非常に魅力的ですね。



ちなみに・・・。今回は緊急で、即日購入する必要がありましたので利用しませんでしたが、アップルストアオンラインで購入する場合は、マレーシアで購入していたと思います。なぜなら日本やシンガポールで購入するよりも安いから。実はそれぞれの国のアップルストアでアップル製品の価格を調べてみると、為替の影響もありますが、結構値段が違うんです。



2012年7月現在。各国のオンラインストアにてMacBook Airの価格は以下の通りです。
(MacBook Air 11inch 64GBモデル)


・日本: 84,800円
・香港:7,688 HKD(78,515円)
・シンガポール:1,388 SGD(87,002円)
・マレーシア:3,099 RM(77,078円)
・タイ: 32,900 THB(77,254円)
・フィリピン: 47,990 PHP(90,551円)
*2012年7月16日のYahoo為替レートで計算



▼ シンガポールでMacを買うならシムリムスクエア


今回僕が、MacBook Airを購入したのは、シンガポールのシムリムスクエア。5階の「Maculture」という店です。
→ http://www.simlimsquare.com.sg/store_list-l5-p4.php


Unit No.05-62
住所: 1 Rochor Canal Road, Singapore
時間: 10:30-21:00
(・・・て、書いてあるけどなぜか17時位には店自体が閉まります)
電車の駅:Bugis MRT and Little India MRTから徒歩可能。



このお店で購入した理由は、お得な5つの特典が沢山付いてくるからなんです。



価格:1,699 SGD() / MacBook Air 13インチ 128GB



【特典1】ディスプレイ保護シート
クリアまたはアンチグレアのシートを選択可能。空気もホコリも入らないよう、綺麗に貼ってくれます。僕はクリアにものをみたいので、今回は「クリアタイプ」を選びました。



【特典2】手首部分の保護シート
ホームポジションに手を置いているとき、トラックパッドの両脇に常に手首を置いている状態になりますよね?僕は結構手を浮かしているので、あまり汚れないのですが、一般的にはこの部分がすごく汚れてしまいます。それを防いでくれる保護シートを貼ってくれます。



【特典3】キーボードカバー
タイピングの打感が損なわれるので個人的にはいらないのですが、もらえるものはもらっておこうということで・・・。



【特典4】Adobe CS5 Monster Collection
なんとCS5を無料でインストールしてくれます。試しに入れてもらいましたが、やっぱりシリアルをぶっ壊した海賊版。使用に問題はありませんが、倫理的に問題があるため、自分で入れなおしました・・・。



【特典5】iWorks 
Keynote(キーノート)、Numbers(ナンバーズ)、Pages(ベージズ)もすべてインストール。これも後で入れなおしました。



どう考えてもお得ですね。


ちなみにこのお店で・・・本当にお得なのはHyper Juiceです。これについてはまた別途紹介しますね。



さて、初期設定をいろいろとせねばっ!これからが一苦労です。。。

愛用のMacBook Airが突然の沈黙・・・。作業中のデータも今のところ復旧せず。illustrator(イラストレーター)やphotoshop(フォトショップ)も使えない状態で、一番大事だったこととは・・・?




「自分」でなくてもいい


なにも作業ができない状態で、まず僕が自分に言いきかせたこと。それは、自分が作業をしなくてもいいということでした。


必要なのは、プロジェクトを把握し、目的を理解し、今やるべきことを正確に割り出す力。そしてそれを元にして、的確な判断、アイデア構築、指示出しをする力!!ということでした。


頭では分かっているものの、実はなかなかできないんですよね。そういう経験ってありませんか?だってクリエイターっていう生き物は、突き詰めると「自分が」最後に手を動かしたいという欲求が強いから。


でも、いざiPadしか使えない状況に陥った時・・・
覚醒してしまったんです。


そして結果的には全く問題なく、仕事を進めることが可能だったのです。


iPad仕事術のキモはメールとスカイプ


僕がやったことは以下のとおり。


  • iPadのメールアプリを立ち上げる

  • iPadのスカイプアプリを立ち上げる

  • タスクを分解し、ひたすらパートナーに仕事を振りまくる

  • メールとスカイプを利用して、リアルタイムなコミュニケーションを行い、瞬時に判断・指示出しをしていく

たったこれだけです。


なんだそんなことか・・・!?そう思われるのも無理は無いかもしれませんが、徹底してこれを突き詰めたお陰で・・・


  • ランディングページの新規作成

  • インドの制作会社とのプロジェクト推進

  • 某プロジェクトの見積り精査

  • 某●●プロジェクトのサイトデザインチェック・指示出し

  • 提供中サービスのサポート

  • ブログの投稿、管理

  • 某サイト用のキャラクター作成

大きなところで見ても、これだけのことをたったの1日で進めることができました。


パートナーなどをうまく動かすコツ。指示だしのコツ。。。このあたりのノウハウついては、別カテゴリーで詳しく書いていきますね。


ちなみに・・・。メールとスカイプを利用してiPadだけで仕事を回すために。。。やはりテキストを入力するということは、本当に大事。ということで、apple wireless keyboard(ワイヤレスキーボード)を新しい武器として購入しました。


結果的に、ちょっとかっこいいクリエイトスタイルが・・・