占部冬扇坊の徒然日記

占部冬扇坊の徒然日記

最近は見たテレビの感想が多いですね

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「女信長」の感想


 フジテレビの時代劇spで、佐藤賢一原作の時代小説で、信長が実は女性だったという奇想小説。土田御前が側室の子に跡取りを取られまいと、女の子を男の子として育て嫡男の発表をしてしまう暴走がきっかけ。


「ベルサイユの薔薇」のオスカルの信長版で、隆慶一郎が「徳川実記」を家康が影武者であったと仮定して辻褄合わせをしてように、こちらは「信長公記」を下敷きに辻褄合わせをしたのであろう。実際、信長は意外にも甲高い声であったし、女顔で若い頃女装して踊ったというので着想が上手いと思う。しかし、10人以上の子供がいたのにどうしたのかと思ったが、このドラマでは描かれていない……


 浅井長政、明智光秀とラブロマンスになるという展開があり、その為、濃姫が明智を慕い、愛妻家の明智光秀が独身?お市が長政と仲良しだたはずが、不仲で秀吉に心を寄せていたという真逆の展開となり驚かされる。

 長政を信頼していたが、謀反を起こし異常に憎んでいた史実の整合性は上手いが、クライマックスにむかって苦しい辻褄が多くなりついに史実と違うパラレルワールドになってしまった……本能寺の変の前に秀吉が京へ向かい、お市がすでに柴田勝家と婚姻を遂げたのに唖然……しかも、この展開でハッピーエンドっぽくなるのも意外だった。

「ザ・ウォーカー」(BOOK OF ELY)の感想


荒廃した未来。使命をおび、西へ向かって歩き続ける謎の男イーライ(デンゼル・ワシントン)は無法者に対して超人的な強さを見せる。手下を使いある本を探すカーネギー(ゲイリー・オールドマン)の支配する町に立ち寄ったイーライは捕らわれの身になる。少女ソラーラも途中から同行し西へ進むが……


「マッドマックス」「北斗の拳」を彷彿させる近未来SFアクションだが、捻りのきいたオチがあって、「なるほどそうだったのか…」と感心させられた。

「上意討ち~拝領妻始末」の感想


テレビ朝日開局55周年記念ドラマSP。滝口康彦原作で、サッポロビールのCMで共演した田村正和と仲間由紀恵がドラマで顔合わせ。


会津松平藩馬廻りの三百石藩士・笹原伊三郎(田村正和)は藩きっての剣の達人、その腕を見込まれ笹原家に婿入りしたが、以来20年気難しい妻のすが(梶芽衣子)の尻に敷かれていた。ある日、会津家側用人が訪問し、藩主正容の側室・お市の方(仲間由紀恵)を伊三郎の長男・与五郎(緒方直人)の妻として拝領する命令が告げられた。


藩主を引っ叩き拝領となったお市を迎えることに辞退する伊三郎だったが、意外にも与五郎とお市は仲睦まじい夫婦となる。実はお市は無理矢理側室にされた内情があって、伊三郎も同情。しかし、藩主の長男が死亡し、お市の産んだ子がお世継ぎとなった事から、再び御殿に戻すよう強要される……無理難題の非道ぶりに伊三郎父子は笹原家を潰してもと立ち上がる。


理不尽な命令でも受け入れる封建制度の武家社会で愛のため反旗を翻すという意外な展開に驚かされた。最後は伊三郎と親友の浅野帯刀(松平健)との一騎打ちがあり、奇しくも眠狂四郎対暴れん坊将軍というレアカードが見られた。