倒産件数が増えている? | 倒産コンサルティング

倒産コンサルティング

倒産は準備さえ出来ていれば怖いものではない

 

 

前回のブログでは「これが2度目の倒産理由です」でした。

倒産する理由はその会社によって様々ですが、社長の責任以外にも

突発的な外部要因によって倒産に追い込まれる場合もありますね。

 

 

 

 

倒産件数は増えている?

 

最近倒産コンサルのお問い合わせが増えてきています。

世の中的に倒産を考えている人が増えているように感じますが

あなたの会社は如何でしょうか?

 

 

お問い合わせいただいている中では

ゼロゼロ融資が終わっていよいよ倒産かも?と準備しようとしている社長や

もともと業績が良くなかった会社でもコロナ融資で助かっていたものの

力尽きそうだという事も聞きました...

 

 

お問い合わせいただいた中での話だけで考えると

やはり特別な融資が終わる事で倒産を考えているように思います。

 

 

 

倒産準備が出来ているA社と何もしていないB社

 

お問い合わせいただいた会社の中でも違いがあります。

出来る限り特別融資を受けていて資金に余裕がありながらも

先を見て倒産を考えているA社。

一方で特別融資を受けながら何も考えず今までどおりに経営を続けたB社

 

 

まずはB社ですが、

特別融資を最大限活用して借り入れを行ったようで

当時は一安心だったと言っていました。

ところが、以前と変わらず今までどおりの経営をしていたようで

借り入れた資金は徐々に減っていき、また資金不足に陥った会社です。

近い将来支払いや給料が払えなくなると言っていました。

 

 

もう一方の準備をしっかりしていたA社のほうは

特別融資を最大限に活用して余裕資金を確保していました。

以前からこのままでは商売が続けられないかもしれないと考えていて

事業転換するか1度倒産させてから再起を図るかを考えていた会社です。

 

 

 

考え方の違いで将来が変わってしまう

 

A社とB社では今の状況はまるで違っています...

考えたA社と考えないB社ですがB社からお問い合わせいただいた時点で

もうどうする事も出来ない状況でした...

コンサルを受けても救いようがなかったので正直にお伝えしてお断りしました。

 

A社は十分再生出来ると判断してコンサルをお受けして

既に新会社を設立されています。

 

同じような時期に特別融資を受けていても、その後の行動で

将来が変わってしまいます。

B社はもう少し早くお問い合わせしてくれていればどうにかなったかもしれません...

 

まさに社長の考え方で将来が変わってしまいました。

 

 

 

ではどうすれば良いか

 

これは私が倒産をさせた経験や、倒産コンサルでの経験からですが

まだ資金に余裕がある状態から考える必要がありそうです。

自信の会社がこれから先大きく発展する希望があるのでしたら

どんどん攻めるべきですが、今後は厳しいかもと思うのであれば

数ヶ月先のキャッシュフローを考えてみるべきです。

 

業種によって変わりますが、倒産のXデーから半年前に準備が出来ると

ある程度の再生資金と次の会社の設立などがやりやすくなり

比較的楽な気持ちで倒産を迎えられます。

 

来月の支払いが出来ないような状況では

誰も助ける事は出来ないので弁護士に相談して普通の倒産処理しか方法はありません。

 

今までコンサルを受けた中で倒産まで1番短かった期間は3ヶ月でした。

この期間はとても忙しく動かなくてはいけなかったので

社長は疲弊していました...

倒産と言う経営者としては辛い状況での準備は想像以上に大変です!

 

倒産までにやらなくてはいけない事は①~⑫までをまとめていますので

ご確認下さい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

お問い合わせコンサル依頼はこちらからお願いします。

 

 

 

 

応援してもらえるともっと頑張れます!


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