また子どもと年寄りだけに親切か

と突っ込まれるの覚悟で言う。


金沢の友達にラインした。


誰か知人で子どもやお年寄りいたら、東京か大阪の我が家にしばらく滞在するよう声かけてみて。

私の連絡先教えてあげてと。


「あんた、よくあの物だらけの倉庫のような家に人呼べるね」

と思うかもしれないけど、我が家の鉄の掟は

「リビングだけは物を置かない聖域」


そこに布団(客布団はふんだんにある)を敷いて熱い風呂に浸かって、赤ちゃんにミルクをあげたら避難所よりかはマシじゃないかな。

プライバシーがないことはない。

我が家には通常私か夫どちらか一人しかおらず(交代で大阪に介護)リビングは使ってないのだ。


1月だもの。場合によっては命にかかわる。


わざわざブログに書くのは、こう言う時は

狭いと思われるんじゃないかとか、余計な恥はかなぐり捨てて、友人知人に「うちへどうぞ」と声かけてあげてほしいから。


行きたくない。お世話になりたくない。

という人は来ないだろうし、そこは選択の自由だ。


でも、まずは声かけてあげませんか?


自分から泊めてとは、なかなか言いにくいものですよね。


阪神淡路震災の時は、新聞何面にもわたって関西の人たちがびっしり広告をあげた。

「うちには空いてる部屋があります。家族でどうぞ」

「アパートを持っています。家電付きですぐに生活できます。家賃要りません。」

などなど、見ず知らずの人に呼びかける勇気は「知人に声かけて」という小心者私の比ではなかった。

私自身、ベニスの添乗先でニュースを知り家族の安否がわからないまま帰国して関空から知人宅に直行、1日も避難所暮らしを経験しなかった。


かと思えば、東北震災時、東京から略奪にかけつけた悪人達に「ひどいことするよね」と肩を落としてた被災者の老人も、泥棒の横行も、ボランティアにレイプされた女性のニュースも見た。

昨日は石川に「前回被災時に多発したリフォーム詐欺に気をつけるように」と広くアナウンスされた。


良い人もいるが、悪い人も少なくない。


残念ながらそれが日本の現状だ。


けど、とりあえず今はトイレにも行けず水も飲めないでいる人に声かけることが先決ではないでしょうか。