ブログ巡りで見つけたドイツ温泉記事が懐かしく

自分の思い出をひもといた。


この時は、フランスアルザスのストラスブールに泊まってたけど

フリータイムにお客様を誘って電車に乗り

国境超えて、といっても1時間も乗らない

隣国ドイツの温泉保養地へ行ったのだった。


水着持ってないわ

とおっしゃる方には

「買います?旅の思い出に」

などといって、皆で入りましたよ。

中でインストラクターの指導のもと

地元の人に混じって水中エクササイズを受ける。


私は後ろ姿が写ってるけど

これは、施設の人が宣伝用に撮ったもの。



外に出ると、気持ちいい〜。


外気がちょうどいい冷んやり加減の日で


けっこう長くつかってられた。


コロナが完全に去って、またこんな日が来ると


いいなあ。


偶然だけど、昨日お客様からお電話いただいた。


「コロナで出られなくなったけど


何十年も一緒に旅行した思い出の写真を


見返すと心慰められるの。


いろいろコースに入ってないところに連れてってくれて


ありがとね。」


こちらこそありがとうございますですよ。


こういうお言葉に支えられてやってこれたのだ。


しかし、いつからか、こういうエキストラはできなくなったと聞く。


好意でやったことに対してクレームを言う人あり


ドライバーに皆でチップを集めて(一人500円ぐらい?)

○○に寄ってもらいましょうよ

とリーダーシップ取られるお客様がいると


何で出さないといけないんだと会社に電話する人まで

出てきたらしい。


自分達で旅の楽しさを抹消している。


おおらかな時代のお客さま達は

自ら旅を幸福なものに演出していかれた。


ツアー中の夜は皆で一部屋に集まってワイン会


皆さん初対面同士だけどお酒が入ると


ご夫婦の馴れ初めなど語って皆で笑い合ったり


それはそれは楽しい日々だった。


ツアー終了後はお互いアドレス交換し合って


あの頃のお客さま達は、帰国後自宅に招き合ったり


会社もオフィスの一部屋を写真交換会として提供していた。


私も日本中のほとんどの都道府県のお客さま宅へ

お招きにあずかった。


物心両面豊かなお客さま達との


良き時代の思い出は、月並みな言い方だけど


人生の終わりに一番幸せをくれた宝物として


残るんだろうなと思う。