湯布院の宿の記事をアップしたら


早速数名のお客様から返信あり


「あなたがそこまで褒めるなら

次の旅行はそこにするわ」と。


宿や食のジャッジに関して、常々信用してると

言って下さる。


この数十年、美味しいもの同様かなりの不味いものも

口にしてきた(させられた)のだから

味覚は鍛えられたかもしれない。


今は違うようだけど

私達の国内添乗時代は、格安ツアーでも

お客様の席で同じものを食べなければならなかった。


この夕食をパスして

自分達の財布で勝手にご当地ラーメンやうに丼などを

食べに行く添乗員が後をたたず

私の会社では「お客様と同じものを食べてレポートを

書くように」と文書が出たぐらいだった。


同年代のツアコンなら

一度は注意を受けたことと思う。


ノーマルなお客様達は「添乗員が消えて勝手に好きな物食べてる。けしからん」とクレームを寄せ

根性腐ったお客様は、逆に「添乗員が私達と同じ物を食べるなんておかしい。許せない!」

とヒステリーを起こした。



ホテルや旅館、昼食場所は、レポに悪いことを書かれまいと

土産物を用意したり

飲み物オーダーをお客様より先に私達に

「添乗員さん、何になさいますか。(もちろん無料)」

と聞きにきて、こちらの好感度を(悪意なく)下げて

くれたのだった。


気持ちは分かるし、レポートにも配慮したが

毎回もう泣きそう。

特に山の上ホテル「近藤」の天ぷらにはまってた

私には、カラッと揚がってない天ぷらは辛過ぎた。

行く先々で「少食ですね」と言われたっけ。


高級品が好きなんじゃない。


品数多ければいいってもんじゃない。


有名店にもインスタ映えにも興味ない。


(湯布院には有楽よりも雑誌に取り上げられる

華やかな宿がたくさんある。)


本当の美味しいものが食べたいだけ。


静岡より東を全否定してませんよ。念のため。


葉山の音羽の森、ホテルは普通だけど料理は

シェフが変わってなければかなり美味しい。


白馬のトロイメライや那須にも何軒か好きな宿がある。


ただ、関東や東北はどこでもハズレなしというわけにはいかなかった。

むしろ当たりは少ない。

東北に至っては、そもそもがない。


冷めた天ぷら、刺身、どーでもいい鍋、パサパサローストビーフetc


トラウマゲッソリよみがえる・・・


旅行最終日、博多で飲んだカクテル

レモンの量にうけた。

一蘭のラーメンは東京で食べても普通だけど

博多で食べても普通だった。