私達の世代の圧倒的スターダンサー

ミーシャことミハイル・バリシニコフ主演の有名映画
「ホワイトナイツ」
芸術の秋になると見返したくなる。
ダンスファンとしてはバレエやタップシーンも満足
映画としてもとてもよくできた作品だと思う。

舞台はロシア、サンクトペテルブルグ
ロシアからアメリカに亡命して犯罪者扱いになっていた
国宝級バレエダンサーのニコライ。
亡命後、海外公演移動中に乗った飛行機が、
事故でよりによってロシアに着陸してしまったのだ。
KGBの監視下に置かれたニコライが再びロシアから
逃げ出すまでを描いたものだが
この映画を見れば
アメリさん何故これほどまでに共産国や共産主義を
恐れ嫌ってるかが分かっていただけると思う。
(日本の志位さんはまともだと思うけど)

ラスト近く、アメリカ領事館前で
各国外交官の目の前だからこそ助かったニコライ(ミーシャ)
でも現実には、西側大使館や領事館前の
あと一歩というところで自由への扉を前に命を落とした
人も多いんだろうな。

映画の舞台サンクトペテルブルグ添乗時の写真
観光中のお客様を
何気ないふり装ってついてくるロシア警察
守ってくれてるのか監視されてるのか
お客様達はこういう国を理解できず
「カッコいい!」とか言って
写真撮り出して怒られるし。

これ、そんな昔じゃないんですよ!

映画にも出てくるキーロフ劇場でバレエ鑑賞
この時はよかったけど、昔はアンコール長引いて
ホテル帰着が遅れると通報される鬱陶しさがあった。

とにかく普通に観光してる分には
全く問題ない文化と歴史のある国なんだけど

中国同様、一つ間違えば的なところがあるため

添乗中は帰国するまで何かと気が休まらなかった。

ツアコンになる前、シベリア鉄道で一人旅した頃は
写真があちこちで許されなかった。
それがどこなのかいまいち把握できてない
日本人がフィルム抜かれるのを何度も見たので
私は一切撮るのをやめたんだった。

で、そういうおっそろしい国々がご近所さんの日本で
日頃親しくしてる在日ロシア人達だんだんボケてきて
どこそこのパンケーキが美味しいとか
インスタUPにやけに熱心な人種となっている。

実は、与党がやりたい放題できて
(自分が好きな人を検事長や警察庁長官にする)
国民がふぬけ状態
(無意味なマスクで115億税金ドブに捨てても
国民は♪らら・ランド)

日本こそ限りなくあちら側に近いのかもね。