観てきました!

帰省中、勉強のし過ぎにあくびが出て
いいかげん母とのわけわからない会話にも退屈し出した頃
Go to トラベルで宝塚に来られたお客様から
お誘い電話あり。
(*宝塚と神戸は30分)
お客様は宝塚ファンではなく、今回初観劇。

お寿司をご馳走して下さり
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この先付けに
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お寿司、茶碗蒸し、お吸い物で1850円
宝塚南口の寿司政ランチ 最高!とお客様ビックリ。
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お泊りの宝塚ホテル「ルネッサンス」で、ケーキを
ご馳走になり
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大劇場で私のチケットを前日電話で買って下さった。
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宝塚はチケットが手に入りにくく
コネで頼むとキャンセルしにくい
ということで、いつからか諦めの対象となっていたけど
思いがけず幸運が舞い込んできた〜!

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コロナのせいか客席は8割ぐらいかな?
私は一階A席だけど隣から後ろは全て空いてた。

感想はというと
日本物のショー
東京オリンピック訪日外国人客を意識して作ったのか
♪ Welcome 宝塚〜

♪Welcome 宝塚〜

と、何の感動も呼ばない小学生作詞作曲ですか?
みたいな単調な曲に振り付けで

休憩はさんで3時間耐えられるかなと
出だしから不安になった。

途中、チャイコフスキーの曲でマッチしない日舞を
踊らされる生徒を気の毒に思ったり
悪趣味な舞台装置に呆れたり
脳裏をよぎったのは
かつて観た酒井澄夫先生の「花の舞拍子」「花夢幻」の素晴らしさだった。
慶長の春や博多どんたくの名場面
美しい日本語の歌詞と雅漂う曲
実家に探せばあるはずのVHSをDVDに焼き直して見てから
口直しするしかないなと。

それほど今回はもう勘弁な日本物ショーだった。

で、「ピガール狂騒曲」ですが
これが良かったんですよ!

主役の珠城さんがちゃんと二役演じ分けてる。
トップ娘役の美園さくらさんも、何でも上手い。
特に演技力。台詞がくどくなくて人物に当てはまってる。
綺麗な人がいるなと調べたら海乃美月さん

老眼にはA席ぐらいが一番見やすいことが判明

それから暁千星という人はじめ、月組には
身体能力ずば抜けた人が多いということをカンカンの場面で知った。

修学旅行生もいたけど
やはり宝塚というところは誰かれなしに入れるところではないんだな
と、一般に知らしめるダンス力とオーラだった。

でも美園さくらさん、退団が決まってるとか。
もったいないですね。

初舞台生のラインダンスも揃ってて
側転にピルエットに、その他難易度の高い振り付けが
ビシッと決まってた。
しかも誰一人、被り物を落としたり不気味な化粧の子がいない。
昔はボトボト落としてたよ。
銀橋を笑顔で渡って行く時の笑顔がまぶしくて
親御さんも嬉しいだろうなあ
と、胸が熱くなった。

私の年代になると、憧れがない分
親心になっちゃいますね。

ともあれ、ピガールと月組の皆さんのお蔭で
宝塚を嫌いにならずにすみました。
ムーランルージュ
ラパンアジル
ピガール広場
など、添乗で通った店名や場所も、次々出てきて
パリ恋しやーと、ちょっと切なくなりもしましたが。

やっぱり
また行きたいな。宝塚。