せつない。
やるせない。
長年見ている「世界の車窓から」と「世界の街道をゆく」
特に街道は一昨日までスイスだった。
震えがきた。
スイス🇨🇭スイス🇨🇭スイス🇨🇭
頭の中は愛するスイスでいっぱい。
本物の禁断症状が出てる。
カリブ海のイルカと会話して心が通じ合い
園で子供といる時だけ忘れられる。
思えば成人してからこの30年余
留学中から旅行業界のバイトを始めたので
半年以上海外に出なかったことは一度もなかったのだ。
添乗と添乗の合間に個人旅行するほど
常に旅あっての歳月だった。
よく幸せは過ぎてから気づくものというけれど
今その言葉をかみしめている。
夏のこの時期は、お客様を誘ってマヨルカ島やカリブ海、レマン湖で泳いでた。
プロヴァンスのホテルプールは貸し切り状態だった。
外国人はもっとラグジュアリーなところで泳ぐのを
朝からジャズって疲れる
と内心ばちあたりなことを思い
(ホテルから見えるオールドコース。)
パブリックコースであるため日本人はこのホテルに泊まって抽選を受けた。
私の学生時代テニスかゴルフサークルが流行ってた
お蔭で、ハンディキャップ証明必要のここでも
に乗ってる最中、私達のホテルが燃えてるのが見え
「私ラクダに乗ってもいいですか?」とお客様たちに聞いたら
「あかんアカン。」
「一番若いのに何甘えたこと言うてるんや!」
乗り物酔い体質の私が待合室で
「添乗員の席はないので(そういう日もある)
皆さん楽しんでらして下さい」と説明してるところへ
ペルー人係員が飛び込んで来て「テンジョーインサン、ハヤクノッテ!」(T_T)
(この写真はアルザスの二つ星「オ・クロコディール」)
思い出をたどるだけでも
けっして安穏とした日々でなかったこと
苦労と喜びが背中合わせであったことが浮かんでくる。
それでも
生きてる!と実感する日々だった。
長い夢をみていたような
そんな気がする今日この頃。