昨夜はサウスバンクのロイヤルフェスティバルホールで
マウリツィオ・ポリーニのリサイタルでした。

最盛期を過ぎていても
彼の奏でる音を超えるピアニストに出会ったことはありません。

昨夜も、間違えたところはあったけれど
最初の一音がもう違うのです。

曲の解釈というか繊細な感情移入が
ここ数年、アルゲリッチ、ユジャワン、キーシン、アシュケナージ
今世紀を代表するようなピアニスト達を聴く機会に恵まれ
それぞれ素晴らしかったけど
テクニックより音に魅せられる私は
やはりポリーニに勝るものなしという思いをさらに強くしました。

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終演後のサイン会。
後ろの見知らぬイギリス人がポリーニと話してるところを撮ってくれていました。
思わず名刺を渡して送ってほしいとお願いしたら
しっかり送られてきました。嬉しい😂

「私にとってあなたを超えるピアニストはいません。」
イタリア語で話したら笑顔を返してくれました。
イタリア語、少しでもやっててよかった!と初めて思った瞬間。
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いただいたサイン。宝物。
ミラノでも追っかけしたけど叶わなかったから
初めてです。
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曲のリスト。