よく我慢してきたと思う。
イギリス人は移民に寛容
イギリスに来るたびに思うことである。
別に私は差別主義者ではなく、そもそも自分がここイギリスでは外国人であるから
親しくしてる人の半分は移民
特に頻繁に訪ね合う女友達は、容姿はインド系だがルーツはどこの国なのかわからない。
以前のホームステイ先はヒースロー空港近くで
移民家庭が多かったが、私はここが好きで何度もリピーターとなった。
理由として、近隣の移民ファミリー達が
まっとうな勤め人達で、ゴミを落としたりせず
道で会ったらハローと笑顔で声かけてくれたり
ごく常識的な人達だったからだ。
皆がこんなだといいのだが
現実は、なかなか厳しい。
デボンやサリーのイギリス人が多い土地の友人を訪ねると
清潔で平和そのもの
子供さんが日本帰国時、路上のゴミを見て驚いたぐらいである。
ところが首都ロンドンとなると、特に中心部はオフィシャル以外でも、もう7割以上が外国人であるそうだから凄まじい。
私は夏休み研修ツアー中、子供たちから
「イギリスてヨーロッパですか？」と真面目に質問されたことがあるくらいである。
そのホテルエリアの移民達は、ゴミはポイポイ捨てる、バスや電車内での大声での携帯会話など
全く我が道を突き進んでいた。
彼らが悪人かというとけっしてそうではなく
自国で教育を受ける機会がなかった、もしくは
親の世代がそうだったそのままの振る舞いを持ち込んでるだけなのだと思う。
教育がいかに大切かということを実感させられる。
たとえば飲食店でのこと。
テーブルに袋を置いて席取りしておいてオーダーに行った。
戻ってみると捨てられている。
聞くと、髪の毛をレゲエに編み込んだアフリカ系店員が
「捨てたわよ。知らなーい」と階段を登って逃げてった。
マネージャーを呼ぶと、中国人が出てきて
「捨てたんだからしょうがないでしょ。お金ほしいの？」と聞く。
店長を呼んでくれと言うとインド人が出てきて
「クレームあるなら本社に電話すればいい」
と言って電話番号をポンと捨てていく。
ああ、店に一人でもイギリス人(本来の)がいればなあ
と思ってみても
店内に20人近くいる店員に一人もイギリス人はいないのだ。
イギリス人が全員いい人かというと例外もあろうが
少なくとも「知らない」と言って階段駆け上がって行くような人に30年以上会ったことはない笑笑
ワーホリで来てたM子さん情報では
彼女が勤めてた店では店長のスペイン人がイギリス人の応募を全て断っていたという。
こういうことに耐え続けてきたら
EUから離れたいという選択に辿り着いたとしても
一概に圏外の人間達が責めることはできないのではないだろうか。
で、昨今の日本の移民問題だが
イギリスは過剰だとしても私は賛成
もうやっていけないでしょう。
現実を知らないと酷い目に遭う。
「移民入れるべからず」
と、騒いで反対する人達
滑稽ですよ。
阻止する以前に、来たがってませんから。
報道番組の特集で、人手不足に悩む日本の中小企業社長達がアジアへスカウトの旅に出るのを見た。
インタビューマイクを向けた現地若者達の希望地は
中国と韓国、ドバイ、シンガポールなど。
日本が選ばれない理由として
賃金の安さ、人間関係(イジメ)や英語が通じない
など、いろいろな理由が挙げられていた。
社長達は、寮の快適さや待遇をアピールしていたが
応募者が少なくションボリしていた。
別の調査データでも日本は働きたくない国の
上位に上がってる。
来たくない国の国民達が
入れるな入れるな
と騒ぐのは
一人相撲のようで、みっともない。
グローバルな方が、
「頭下げても日本に来てもらえない時代がすぐに来る」
と核心ついておられたが
現に私は体験してるのだ。
広尾のナショナルスーパーマーケットに
仕事求むのフィリピン人たちが貼り紙出してた。
何人にコンタクト取ったかしれない。
全て断られた。
チャイルドケアするなら外国人家庭がいいと。
そのため、外国人用スーパーに紙を貼ったのだと言われた。
今どき、誰が日本の低賃金時給千円そこそこで働いてくれるだろうか。
日本は賃金安くITが遅れてる
もはや発展途上国のような扱いに入りつつあることを
裸の王様国民たちも知るべきである。
ちなみに、私が学生としてジュネーヴでベビーシッターした時の時給は相場の1時間25フラン(当時2500円)だった。
かつて日本人が香港など物価の安い国へ気軽に旅行して買い物を楽しんでたように
今は、アジアで旅行先に日本が選ばれる理由を
一部のオタク文化好きを除いては
「シンガポールや他のアジアと比べて物が安い。
少しぐらい不便でも日本が滞在しやすい。」
と言われる。
アリタリアやエールフランス機内は、かつて日本人で溢れかえっていたが
今回も欧州便乗客のほとんど8割が外国人であった。
これは発展途上国の特徴である。
早く気づいて下さい。
本当に、とんでもない時代がきます。
ホストファミリーの友人M.
素顔が美しい！年は内緒だけど50代、嘘のよう。
キッチンで紅茶を飲んでると
美味しいシリアルのおかゆポリッジを作ってくれました。
彼女は近所に越してきた移民が早速ゴミを捨てても
困ったわ〜なんてつぶやきながら
じっと我慢。
そう、移民というと貧しいイメージで捉えられがちだけど
当然ながらリッチな人達も大勢います。
お隣さん、何億もの家を買えるなら
せめてゴミぐらいちゃんと捨てようよ。