新年早々のぼやきもどうかと
元旦のブログはきれいごとですませたけれど

実は1ヶ月近く風邪をひきずって
モヤモヤしているのです。
 
勤めてる保育園が26日から冬休みに入るまで
休日以外、一日も休ませてもらえなかったから
子供の感染力も加わって治る暇なかった。

ツアコン同様、児童関係もまた当日欠勤が
許されない仕事

予備がいないのです。

元々、保育士不足は深刻な社会問題であるが
私の保育園はもう一つ複雑。
職員は外国人がほとんど
園児との英会話は中学生レベルでOKだが
職員間の込み入ったやりとりや文書作成には
英検準一級程度はマストという事情がからみ
人員補充が容易でないという現実がある。

日本人は、園長、受験専門の先生、ボランティアの私
と三人しかいない。

このうち、園長と私とで
1ヶ月間、咳をし続けてた。
保護者にも申し訳なかったが、
私たちも子供たちから移されてるので
お互い、みて見ぬ振りみたいな?

とうとう私は、
休みたさに、麻布ナショナルマーケットに
「メイドします。」と貼り紙してた
フィリピン人二人に電話した。
雑用ヘルプだけでもいいからと。
・・・二人から断られた。

教会で名刺を配った。
逆に「こっちが紹介してほしい。」と言われた。
どの業種も人出不足らしい。

ついに、六本木ヒルズで歩いてた留学生二人に
「保育園でアルバイトしませんか?」と声かけた時は
切羽詰まった精神状態だった自覚がある。

もともと、添乗の合間に
ベビーシッターや保育園でのボランティア
をしたいと思ったのが
保育士の国家試験を受けよう
となったきっかけだった。
本職にしようなどとは思ってなかったし
今でも決心つかない。

それでも、学校や通信教育、講座などは受けず
ブックオフで買った問題集七冊
総額二千円でお金をかけずに保育士になれたことが自慢だった。
合格率10%だったから有頂天になったし
友達も皆喜んでくれた。当初は。

ところが、間もなく、外国人職員の帰国や退職で
あれ?
あれれ?
となり、今は皆心配してる。

やはり休めない仕事は過酷ではないかと。
確かに
まさかボランティアだった自分が
代わりを探しにヒルズを徘徊することになろうとは。

新年早々、こんな話で申し訳ないです。

しかし
日本の保育士不足
安倍さんはあらゆる対策を頑張ってくれてるが
2016年、改善する日がくるのだろうか。

賃金の問題ではないような気がする。
資格保持者は、私のように既に他の職に
就いてるのではないだろうか。