以前、ナポリでの添乗時

バスの中で、「ここが、ナポリを見て死ねと言われた場所です。」と

ありきたりの案内をしていたところ

後ろの席のお客様(関西のお茶目な奥様)が、ぼそっとつぶやかれた。

「死にたないわ。こんなんで。」

・・・・同感ですわ。

確かに、良いところではあるのですが

あれで死んでたら、命がいくつあっても足りないでしょう。

けれど、今、もし

生活と時間に切羽詰っておられず、少しばかりの余裕がある方ならば

生きてるうちに

是非、この「ビリー・エリオット」を観に、ロンドンへ飛ばれることを

おすすめしたい。




主演のビリー役は、初演以来、声変わり前の12,3歳の少年によって

演じられ、卒業していきましたが

この日のRyan Collinson君は、私にとっては歴代屈指、

演技、ダンス、歌、容姿

何をとっても、言葉にならない素晴らしさでした。


人は、生きてる限り、時間という神様からのギフトをどのように使うか

等しく、課題となるのではないでしょうか。

一円でも多く稼ぐために、忙しく走り回って人生を終える人もいるでしょう。

何を幸福と感じるかは人それぞれ。

私は、生きてる間に、今日のような一つでも多くの感動に巡り会い

一つでも多くの美しいものを見ることが

人生の目標であると

今あらためて、思いを強くしています。


(写真では分かりにくいかもしれませんが、最前列です。
最初は、埃に抵抗ありましたが、ビリーの表情まで
読み取れて、最高でしたよ(‐^▽^‐)



ホテルに帰ってからも幸せ気分
いつものように、その国の洋服
今回は、英国なのでPringleのセーター 持って行きました(^O^)/