今、大好きな番組を見ながら

今日はローマ。NHKの旅番組は、秀逸ですね~

ガイドブックにも載ってるようなありきたりの観光地を、
うるさいタレント使って現地の失笑かってる(残念ながら本当なんです)
民放系の旅番組とは、やはり一線を画してる。

視聴者が知りたい、見たいと思うような
路地裏の、市井の人々の生活という着眼点がさすが(^O^)/

番組表には、こう記されています。

  庶民の街・仲良し!長屋住民
  突如現れる遺跡群


私が、年をとることを恐れず
若さに価値をおぼえなくなった理由を
この番組が物語ってくれてる(‐^▽^‐)

ヨーロッパに生きる熟年世代以上の人々の
老いてこそ楽しい(実際はいろいろあるにしても)ライフスタイル。

冒頭、ローマのおじいちゃん達いつもの仲間が広場に座って
「行きつけのカフェが開くのを待ってるんだ」

長年イタリアに添乗し
本当に、こういうゆったりジーチャンだらけなのを、この目で見てきました。
彼らが毎日、お金をかけない楽しみをどこからか見つけてくるのも。

トリノの街を歩いてる私に声をかけてきたオジサンも
そんな楽しそうなジーちゃん予備軍だった。
「今日はセリエAの決勝だぞ!何をしてる!」と怒られた。
そして何故か遠くのサッカースタジアムまで車で送ってくれて、
ユベントスXカリアリ決勝のチケットをダフ屋から買ってくれた。

「あなたは見ないの?」と聞くと
「俺は何とか(忘れた)出身。どちらのチームも関係ないから。」

せめてお礼に食事を、と申し出ると
「妻が待ってるから」と帰ってしまった( ̄□ ̄;)

サッカーに全く興味がないのに、郊外まで連れて行かれたのも
たいがいだが、私は、イタリア男性に誘いを断られた最初で最後の
日本人女性かもしれない。
この日の、彼の食卓には、このネタが
おかずの一品に加わったことでしょう。

ITALIAおばあちゃま達のお節介ぶりも凄まじく、道を聞いたら最後
しかも、合ってたためしがない。

でも、みんな、なんだか楽しそうなんです。

このイタリア老人達のように、
もう学生時代のように試験に追われることも
仕事の夢をみて夜うなされることもない。
本当の幸せが待っている(私にとって)60代以降。

好きなだけ図書館に入り浸って本を読み、好きなだけCD聴いて、
小さな庭でバラや野菜を育ててキノコ

身体にいい野菜生活を、月一万円の食費でこなす
なんだかワクワクしますね!

そこに必要なのは

   健康

   お友達と毎日コーヒーコーヒーを飲みに行くぐらいのお金

でも、やっぱり

    近所に友だち!

夢が広がる~音譜

来週は、ブータンですって。なんてタイムリー!

楽しみですね(^-^)/