<年収>あれ?理系が100万円多い 京大特任教授ら研究
8月24日19時5分配信 毎日新聞

 京都大の西村和雄特任教授と同志社大の浦坂純子准教授らの研究で、大学の理系学部出身者の年収が文系学部出身者より平均100万円も多いことが分かった。西村特任教授は「文系の方が高収入という“通説”が覆された」としている。

 西村特任教授らは08年6月、民間リサーチ会社にインターネット調査を依頼し、1632人のデータを分析。文系の平均年収約583万円に対し、理系は約682万円だった。格差は年齢と共に広がり、25歳では理系が文系より約60万円多く、60歳では約168万円に拡大していた。

 グループによると、過去の「文系の生涯所得が約5000万円多い」という調査結果や企業の取締役の専攻などから、一般に「文系が高収入」とされていたという。【広瀬登】

理系は文系よりも年収高い 100万円の差
8月24日20時5分配信 産経新聞

 理系学部卒業者の平均年収が文系学部卒業者よりも約100万円高いことを、京都大学経済研究所の西村和雄特任教授らの研究チームがまとめ、24日、発表した。西村特任教授は「理系の方が職業選択の幅が広いことや、学んだ技術などが仕事に直接つながることが理由ではないか」と分析している。

 研究チームは平成20年6月、民間のリサーチ会社に依頼し、インターネット上で職業や年収、出身学部などのアンケートを実施。有効回答の中から大卒以上の就業者1632人のサンプルを分析した。理系988人、文系644人で、男女比は男性71%、女性29%。平均年齢は43歳だった。

 分析によると、理系出身者の平均年収は約681万円で、文系出身者の約583万円よりも約100万円高かった。このほか、サンプルをもとに40歳時のモデル年収を推計したところ、理系男性が約717万円、文系男性が約680万円だった一方、理系女性が約498万円、文系女性が約402万円と男性の方が約220~280万円も高く、男女間の賃金格差が浮き彫りとなった。

 研究チームは「幅広い層のデータを分析したことでより実情に近い数値になったのではないか」と話している。

理系>文系…大卒の平均年収100万円の差
8月24日20時49分配信 読売新聞

 大学の理系学部卒業者の平均年収は、文系学部卒業者に比べて約100万円高く、年齢が上がるにつれて所得差が広がるという結果が、京都大、同志社大などによるインターネット調査で明らかになった。

 京大経済研究所の西村和雄・特任教授は「文系卒の方が高所得だとの説が一部にあったが、異なる結果になった。理系は技術を身につけることで、より広い範囲の職業を選べることが理由の一つでは」としている。

 2008年6月、民間調査会社のモニターのうち大卒者から回答を得る方法で実施。100を超える国公私立大を卒業した20歳代~60歳代の1632人(文系988人、理系644人)の回答を分析した結果、平均年収は文系が583万円だったのに対し、理系は681万円と大幅に上回った。