お疲れ様です。


スーパーに柿が売られてました!自分は柿が好きなもので、早速買ってみましたが、冷蔵庫に梨が切って冷やしてあったことを忘れてました……驚き


柿はひとまずお預けのようです。


さて今回は、大人用オムツの選び方についてやっていきたいと思います。


最近のことですが、後輩が介護用オムツの相談をされてたんですが、わからないとのことでヘルプを求められました。


介護用オムツなんて、登録販売者のテストに出てきませんし、こればかりは実戦と勉強あるのみの衛生商品となります。


自分も得意ではありませんが、最低限の知識は知っておくにこしたことはないと思いますので、一緒にやっていきましょう。


近年、大人用オムツといったら進化が目覚ましく、沢山の会社から出てますし種類も沢山ありますよね。


これも、高齢化社会の日本としては当然のことと言えるかと思います。


紙オムツタイプは勿論のこと、下着型からパッドまでものすごい種類の多さになってきています。


尿取りパッドですと、大きさの種類もですが、男性用も種類がとても増えました。


自分の在籍しています店舗でも、徐々に売り場が広がっていて、今や生理用品並みの売り場になっております。


介護が必要な方もそうでない方も、ほとんど同じで、違いといえば寝たきりかそうでないかかと思います。


病院から用意するよう言われたと言って来店されるお客さんも多いです。


また、初めて買うんだとおっしゃるお客さんにも出くわします。


以前は恥ずかしいものとしてなかなか相談がされてこなかったイメージですが、ここ数年では声をひそめず会話することが多くなりました。


それだけ認知されていて普及しているものと言って良いかと思いますが、それでも一応、デリケートな内容にはなるかと思いますので、お客さんの声のトーンに合わせて会話してみてください。


さて、話は戻りまして、先ずは何から選んだら良いでしょうか。


それは、使われる方の日常生活動作がどのようになっているか、から選びます。


1人で歩ける方から、寝たきりの方まで様々ですが、日常生活でどの程度の状態かが大切になってきます。


また、トイレに行って排泄する際、自分でどこまで出来ているかも大切です。


ざっくりですが、一人で歩けて自分で排泄することができる方、介護があれば歩ける方、立てる方、座れる方にはパンツ型で良いと思います。


失禁量が気になる方にはパンツ型プラス、紙パンツ用のパッドを追加することをおすすめします。


こちらもざっくりですが、寝たきりの方にはテープ止め型の紙オムツをおすすめします。


テープ型オムツにプラスして、吸収回数の多い尿取りパッドも追加すると良いかと思います。


また、プラットタイプのシートもあると安心かと思います。


次はサイズです。


大きめのものではなく、体にフィットするものを選びましょう。


大きめのものを選ぶと漏れてしまうことがありますので、なるべく体にフィットするものを選んだほうが良いです。


次は吸収回数です。


パンツタイプには比較的吸収回数の少ないものが多いですが、テープ式は使用者が長時間寝ている状態にあることから回数の多いものが多いです。


どちらのタイプも、プラスしてパッドを併用しますと、経済的にも介護者の交換負担も軽減するかと思います。


たまに、オムツ代がかかって大変だとお話してこられる方がおられます。


実は、オムツ代は医療費控除の対象になることがあります。


オムツ代が医療費控除を受けられるのかチェックしましょう



心配しておられるお客さんがおられたら、一言声掛けをしてあげてください。

控除を受けるにあたって「オムツ使用証明書」というのが必要になりますので、施設に入所されている場合は施設側がしてくださるところもありますが、自宅介護の場合は必要となってくると思いますのでお客さんが知らない場合は、是非教えてあげてください。

また買った際のレシート、領収書は必ず保管されるようにもお伝え下さい。

使用者の日常動作がどの状態になるか詳しく知りたい方は、サイトでも調べることができますので確認してみてください。


また、おむつ検定というものがあります。

なんて名前だ……驚きと思ったこともありますが、ちゃんとした検定でして、おむつについてこれだけは知っていてほしい、という選び方や使い方についての基礎知識を広めるために、誰でも学習受講できる検定です。

実は自分も興味がありますニコニコ

売り場に1人、詳しい人間がいれば買われる方も安心ですよね。

興味のある方は是非トライしてみてください。

では本日はここらへんで。