お疲れ様です。


GWもそろそろ折り返しとなりますが、サービス業の皆様、お疲れ様です!


多くの人が休みの中、忙しく働いておられることと思います。


自分自身でもネット上でも、スーパー等でのレジの込み具合が酷いな〜という印象ですね。


買い物は誰かとすると楽しいのですが、このように込み合う時期は特に、レジはお会計する人だけ並ぶべき、とは自分も思います。


皆様もスムーズなレジの流れにご協力をお願いしますね、自分も気をつけますニコニコ


さて、今回も虫刺され薬について書いていこうと思います。


お客さんにたまに聞かれますが、よく効く虫刺され薬はどれ?というやつです。


虫刺され薬だけではないですよね、全ての市販薬で一番問い合わせ多いことかと思います。


虫刺され薬の代表的なものといえば「ムヒ」と「ウナ」ではないでしょうか?


一昔前まではこの2つのどちらがよく効く(よりかゆみを抑える)のか?という問題には、自分はムヒだと答えていました。


なぜかと言うと、ウナにはステロイドが入っていなかったからです。


今では種類が増えましたが、ウナといえば、プチウナコーワ、メジャーな新ウナコーワクール、ウナクールパンチ、でたときはザワッとしましたウナコーワクールジェル、これらにはステロイドは入っていません。


ステロイドは気にされる方が多い気がしますが、お客さんには、極端な話、使い方と使うタイミングさえ間違えなければ怖くない薬ですよ、とお話しています。


塗る量、塗る範囲、塗る期間はもちろんの事、かゆみの度合いによりステロイドとそうでないものを使い分ければ、けして怖くはなく、上手にかゆみと付き合っていけるお薬だと考えます。


さて、話は戻りまして、以前でしたらウナにはステロイドが入っていませんでした。


かといって、全てのムヒにステロイドが入っているわけではありません。


ムヒのステロイド入りのものが効き目がより強い、ということで、以前はムヒといっていました。


例えば、ムヒパッチにはステロイドは入っておらず、抗ヒスタミンと殺菌作用のあるイソプロピルメチルフェノールが配合されていて、虫に刺されて直ぐに使うと効果的とされています。


ムヒベビーやポケムヒ、塗り薬のムヒsにもステロイドは入っていません。


その他のムヒの虫刺され薬には全てステロイドが入っています。


今ではウナもステロイドのものが出ていますよ。


話はムヒに戻しまして、液体ムヒS2aにはデキサメタゾン酢酸エステルというステロイドが入っています。


かまれてすぐの虫刺されにはステロイドでなくても十分かゆみに効き目はあると思っていますが、かまれた後におこる虫さされ等によるアレルギー性の炎症をおさえるには、ステロイドが良いと考えます。


お客さんが言う"よく効く"というのは刺されて直後でなく、その後のほうのことなんだと自分は考えます。


ぶり返すかゆみや我慢できないかゆみ、赤く腫れ炎症を起こしているもの、治りが悪く痒みが続くなど、こういった場合、漫然と非ステロイド製品を使うのではなく、ステロイドの入っている虫刺され薬、それでも効きが…と言われる方には虫刺されでなく"ステロイドの塗り薬"を段階的におすすめします。


やっぱり、痒みやそれに伴う痛みや熱を持ったような症状って、かきむしってしまったり悪化してしまう可能性があるじゃないですか。


それに、いつまでも不快な症状に付き合うのもよくないと思います。


そういった場合は迷わずステロイドをおすすめしたほうが良いと思うのです。


ただし、かきむしってしまったとかトビヒになってるという場合、蕁麻疹のような腫れが酷い、幹部が通常の虫刺されの色ではないなどの場合は、迷わず受診勧奨です。