お疲れ様です。


前回は、子どもさんの総合風邪感冒薬について書きました。


実際、パブロンkidsシリーズにはうちもよくお世話になりました。


飲みやすい、効果を感じやすかった、という印象が強いです。


含まれている成分の中に"アセトアミノフェン"という成分がありました。


広く解熱鎮痛剤として使われている製品ですね。


このアミノフェンは熱を下げることと、痛みを抑えることの両方に効く便利なお薬です。


同じ、痛みや熱を下げるのに"ロキソニン"がありますが、総合風邪感冒薬との相性が悪いので、一緒に飲むのはやめてくださいね。


さて、前回に続き今回は子どもさんの風邪について書いていこうと思います。


店頭でも、薬を飲まない「養生法」について聞かれることがありますが、この養生法についてお話ししたいと思います。


風邪症状の、くしゃみ・鼻水・咳・発熱などは、勿論嫌な症状ではあるのですが、人間には自然治癒力というものがあり、これらは体がウイルスと戦っているために出る症状であり、必要なことなのです。


この自然治癒力を程度にかかわらず毎回薬で治してしまおうとすることは、自己免疫力がつきにくくなるとも言われています。


風邪の初期症状を家庭で対処できるようになれば、荷物を抱え子どもを抱っこし病院へ行くのもヘトヘト…なんてことにならず、家でゆっくり養生できる、となればなんて有り難いことでしょうか。


先ずは普段からお子さんの体調にアンテナを高くしておいて下さい。


鼻水が出ていたら"色"をチェックします。


鼻水に色がついていればなにかしらの感染症等を疑います。


よく黄色と表現されますが、自分は黄緑に見えるんですが、黄色と表現されることが多いので、黄色としておきましょう。


この場合は薬を使ったほうが良いと思われるので適宜対応して下さい。


鼻水に色があり、耳が痛いと言い出したら中耳炎の可能性もありますので、早めに受診されてくださいね。


サラサラの透明な鼻水の場合は体が冷えている場合が多いので、薄着である場合などは1枚多く羽織らせて体温調節すると良いです。


サラサラの鼻水の場合は遊んでも大丈夫だと思います。


体の冷えからきていることを考えると体を温めるためにも、過度になりすぎない程度に体を動かしたほうが良いと思います。


体を温めることで、自然治癒力か活性化されると思います。


反対に、体調がよくない時は、普段よりも体が弱っていることが多いと思います。


胃腸が弱っていることも考えられるので、食べられるもので良いので少しでも栄養を取るようにしましょう。


栄養をつけよう!と頑張って沢山食べると、胃に負担がかかり、風邪ウイルスに対する抵抗力が弱くなりますので、ほどほどで。


全く食べられないようになるなどあれば点滴等必要になってきますので、病院を受診されてください。


こまめに水分を与えれば受け付ける、下痢等していないのであればお家で過ごして良いと思います。


水やお茶だけを飲むのではなく、お子さんの好きなジュースでもよいですし、イオン水、お味噌汁なども良いと思います。


これは水やお茶だけの場合、体内のナトリウム濃度が低下し血糖値が下がることもあるので、色んなものを飲ませてあげて下さい。


食べ物としては、お腹のゆるくなる食べ物は、食べるからと行って与えすぎないようにしましょう。


喉が痛いときにはフルーツゼリーやバナナやお粥が重宝します。


活動するためのエネルギー源となる糖分ですが、炭水化物に多く含まれてますので、お粥はもってこいの食べ物です。


熱の場合、熱だけであれば脇の下や足の付根を冷やしてあげましょう。


ただし、3ヶ月未満のお子さんには向いていませんのでしないようにして下さい。


熱以外の症状がある場合は病院を受診するようにして下さい。


できることは多くはないですが、病院を受診するかどうかを見極めることが大切ですし、なってしまう前の元気状態の時にいかに免疫力を上げる生活をするか、も大切です。


普段の手洗いうがい、歯磨きも必要ですよね。


それに合わせ、衣類や素肌、毎日使うハンカチも清潔にする必要がありますし、適宜マスクの着用も必要かと思います。


我が家では手のバイキンのことや、くしゃみの仕方など絵本を読んで学んでいました。


普段から子どもさんと手洗いに関してや、体調の悪いお子さんとの接し方等話をしてみてはどうでしょうか。


予防も大切ですからね。


しかしこれらは、大人にも言えることです。


今日、ハンカチ忘れたけど………ズボンでふいとこ!なんてしてませんよね………真顔