お疲れ様です。


前回は子どもさんの風邪について、受診はこのような時に…的な内容で書かせて頂きました。


4月から保育園・幼稚園、小学校・中学校と通い始めますが、環境が変わるとなぜかもらってくる感染症。


子どもさんが小さい時はとてもあるあるな事ですよね。


うちの子どもが小さいときにも、入学式以来2週間も休んでしまって、もぅGWかよ…煽りということがありました。


今回は前回の続きとなります。


前回もお話してますが、2歳未満は受診優先です。


市販薬には3ヶ月から、というものも出ておりますが、基本は受診されて下さい。


近年、小児用の風邪薬の種類が増えてきていて、便利な世の中になってきております。


接客する際、よく聞かれることがあるのが「変なモノ入ってませんか?」です。


子どもに使う薬だから、副作用が出やすいものは使いたくないとか、あんまり摂取しないほうが良さそうな成分が入ってないほうがいいとか、親御さんの心配される気持ちはよくわかります。


確かに言えることは、副作用の出方はそれぞれですし、全く大丈夫な子もいれば、後々やっぱり変だったよね?と思ったりと様々です。


1つ言えることは、市販薬が心配なら迷わず病院をされるべきです。


小さい頃はなににアレルギー反応を示すかわかりませんし、子育ての経験が少なかったり忙しくて疲れてて注意散漫だったりして、お子さんの小さな変化に気付かなくて市販薬でどうにかしたかったけどそれでは治らない感染症だった、なんてこともあることです。


安易に市販薬を使うということはおすすめしません。


「変なモノ入ってませんか?」に関しての接客では先ずは、市販薬が心配なら病院を受診されて下さいとお伝えしています。


「どれが1番良さそうですか?」と言われる事も多いです。


そういった場合、自分の場合はパブロンkidsをおすすめすることが多いです。


パブロンkidsシリーズにはシロップ、粉薬、錠剤とありますが、どれにも子どもの眠りを妨げる成分が入っていません。


眠りを妨げる成分として、カフェイン、コデイン類、メチルエフェドリン塩酸塩と、代表的なものがありますが、パブロンkidsシリーズにはこれらのどれも入っていないんです。


冒頭に戻りますが「変なモノ入っていませんか?」と言われると、上記を理由に、こちらのシリーズを案内してみるのも1つの選択肢です。


薬にも色々な味がありますが、粉薬とシロップはいちご味で、実際味見をしてみたことがあるですが、(個人的な感想です)飲みやすい味だな、と感じました。


錠剤も、コーティングがしてあり口に入れてもあまり苦みを感じにくく、粒も大きくなく、飲みやすくできているほうだと思います。


鼻水だけ、咳だけ、喉の痛みだけなど、確実に1つの症状だけという場合には別のお薬をご案内しますが、「園で風邪が流行ってて、喉が痛いみたいで……」とか、「昨日出かけたら鼻水が出だして……」的な事を話されたら、子どもさんの場合は特に風邪の症状が変わりやすいため、最初は総合風邪感冒薬をご案内するようにしています。


同じ成分で色々な形状が選べ、飲みやすさを追求してつくられていること、個々の症状に効き目を発揮することと、変わりやすい風邪の症状に対応しやすい薬であること、神経を刺激しにくい成分であるため体を休めやすいこと、12歳未満の小児への使用禁忌であるコデインが含まれていないこと、アセトアミノフェンなので解熱鎮痛としては小さいお子さんから高齢者、妊婦さんにも使えれる成分なので安全性が高いです。(ただし、アセトアミノフェンが合わないという方もおられるので注意は必要です)


ただし、市販薬でも大丈夫だろうと判断した場合であっても、小児用のお薬をお求めのお客さんには必ず、販売時に伝えていることがあります。


症状が急変したり薬が効いてないなとと思ったらなるべく早く病院へ行って下さい。


もし、受診してい大したことがなければ、なくてよかったね〜ニコニコなのです。


思い切って病院を受診されるのも大切なことですので、受診勧奨は、購入するしないに関わらず必須要項です。