お疲れ様です。


前回はレジアラート、濫用の恐れのある医薬品の販売について触る程度ですが書かせて頂きました。


レジでのアラート業務は、その他の業務と同じく、数をこなすことで経験を積めますし、大切な業務の1つです。


アラートの前に接客をしておくと、アラート業務はもっとスムーズにできます。


売り場での接客は本当に大切だよね〜ニコニコということですね。


売り場での接客については後日お話させてもらいたいと思います。


今年の登録販売者試験は、例年通りにいきますと、一番早く実施されるところで8月になるのではないかと思われます。


早い所ではあと4ヶ月となりますが、そろそろ追い込みに入る方もおられるのではないでしょうか。


試験対策はなにしたらいいですか?と聞かれることが多いですが、1つだけ確かなことは、受験する予定の県の過去問を解きまくることです。


この時点での大切な事は、とにかく試験に合格するということです。


県によって、難易度が違うのは否めませんので、自分の受験する県より少しレベルの高い県の過去問を解くのをおすすめします。


しかしこれは、追い込みに入ってからであり、初っ端からこんな事をしていたら、多分ですが、難しすぎて心が折れます。


先ずはしっかり基本(教本)を読み、徐々に慣らしていき、最終段階として過去問に取り組む。


この流れでよいかと思います。


皆様の御健闘をお祈りしています!!


さて、本日はちょっと話を変えまして、なぜ自分が登録販売者になったのか、というお話をさせていただきたいと思います。


二十歳を過ぎたあたりから徐々に体調を崩すことが多くなり、その10年後には仕事ができなくなってしまうほど弱り、外に出たら熱を出すような体になってしまいました。


多い時には1日に10種類以上もの薬を服用しさらに点滴に通う、というような生活をしていました。


一日の半分を病院で過ごすのが日常になり、酷いときには1週間のときや半月ほどのときもありましたが入退院をすることが数年続いたこともありました。


主治医が3人もいて(違う診療科です)、病院も同じところに通ってましたので、主治医とは濃い付き合いになり、看護師さんとも随分仲良くなりました。


入院も多かったですし、救急外来に行くことも良くあったので、カーテン1枚で隔たれた病室では、様々な疾病の話が漏れ聞こえてきていました。


病室が第2の住処のようになっていましたので、主治医や看護師との会話や、漏れ聞こえてくる話で、医療に関して耳年増になっていたと思います。


将来、体調を治して社会復帰したいと常々思っており、それなら何か人の役に立つ仕事に着きたいと思ったのですが、その当時の自分の考えつく中で、福祉関係か医療関係か……と悩みました。


この話の流れだと、医療関係でしょ、となるかもしれないのですが、身近で医療従事者の方々の仕事ぶりをみて痛感したのですが、これはかなり大変な仕事だぞ……驚きと。


回避した理由はこれが1番大きかったのですが、それに加えて看護学校に入る前に勉強をして、試験に合格して入学、現場に出るまでの長い工程を考えると、お金も時間もかかりすぎるな……と思い至り、断念しました。


福祉関係も悩んだのですが、ご年輩の方がワタクシ苦手でして、さらにこちらも試験を受け実務経験を積み………果てしない道のりに断念しました。


悩んでいたそんな時、友人から「登録販売者」という資格があるよ、という話を聞きました。


その友人はすでに試験に合格していて、資格を活かして就職をすることが決まっていました。


体調の事や、私が人の役に立つ仕事に着きたいと知っている方のすすめだったことと、資格を取得してから現場に出るまでが短かったので、それならやってみようと思い至り勉強を始めたきっかけとなりました。


近年では受験料等が値上がりしていっている傾向にはありますが、自分が受験した当時は一万円ほどで受けれましたので、受験料としては安い方だったと思います。


そして資格取得し、実務経験を経て現在に至ります。


体調が悪かった時、健康とはなんて素晴らしいもので、たやすく手に入るものではないと言うことを思い知らされました。


体調がなんだかおかしいな……と思っている時、ドラッグストアでビタミン剤や健康補助の商品をよく手に取り、購入したことも何度もありました。


いくら沢山薬を飲んでいたとしても、そのことで落ち込むことがあったとしても、飲んで元気なら飲むべき!とも思います。


健康に関して身近に相談できる人がいればもっと良かったと思います。


あの時、体調についてアドバイスをしてくれる人がいたら、受診勧奨をしてくれる人がいたら、親身に話を聞いてくれる人がいたら、そんなふうに思うことは沢山ありました。


登録販売者とは、勿論なのですが、市販薬の販売をする者であり、会社によってはノルマもあるでしょう。


お客さんの話を聞いて適切な市販薬等をすすめ、薬等の使用方法などの説明することが仕事です。


ですが、健康の悩みは人それぞれで、事情も人それぞれです。


ただ売るという業務だけでなく、お客さんの気持ちに寄り添い、なにが今1番大切なのか、そういう事も一緒に考えてより良い提案をする、この事を目指しており、それができる仕事だ、と思い至りましたので、資格を活かして就職を致しました。


自分の経験が悩まれている方の助けになると良いな、という気持ちもありましたし、今もそう思っています。


その後、資格を取得しただけじゃ接客なんてちっともできねーな!!!煽り煽り煽りとなるわけですが、一先ずこれは置いといて。


人の役にたちたかった、ということですね。


皆さんのきっかけはなんでしょう?


職場で資格取得することを求められた、というのが1番多いかもしれませんね。


たとえそうであったとしても、是非ともその後も勉強に励み(このブログを読んでおられるということは勉強したいと思われてると思いますが)あの店に行けばあの登録販売者の人がいるから行こう!と思ってもらえるような登録販売者になって下さい。