皆さま、お疲れ様です。


今日は「登録販売者」のお仕事について書いていこうと思います。


登録販売者という資格があることをご存じの方は年々増えているかと思いますが、まだまだ認知度は低いと思います。


実際、売り場に居ましても「薬局の人」とか「薬の人」とか「薬剤師さん」と言われることが多いです。


実務経験5年目になりますが、一度もお客様から「登録販売者の人」と呼ばれたことがないです!


地方に住んでいるということもあるせいか、都会よりも登録販売者という資格者の認知度は確かに低いと感じています。


では実際、どのような仕事をしているかと言いますと、働いている場所で大きく違いますが、共通して言えるのは“市販薬の販売接客”をするという点です。


登録販売者を一言でいうと、(一部の)市販薬の販売をすることが出来る資格の持ち主、と言ったところだと思います。


市販薬を売っている場所が主な職場になります。


広く知られている所といえば、ドラッグストア、ディスカウントストア、スーパーマーケットやホームセンターや家電量販店内の薬売り場、コンビニエンスストア、調剤薬局、漢方薬局。


製薬会社の営業もよく聞きます。


近年では介護施設でも登録販売者の資格をとる傾向もあるようで、就職先の広がりを見せているなぁと感じます。


ドラッグストア勤務の方が多い印象です。


ドラッグストア等では、市販薬の販売接客ばかりしているという方は少ないという印象が強いです。


販売接客が主な仕事ではなく、その店舗の業務であれば大抵なんでもする、というのが現状かと思います。


登録販売者の資格所有者を多く抱えている店舗では、販売接客しかしません、という話も聞きます。


資格所有者の在籍が少ない店舗ですと、レジ業務、色々な分野の納品、店舗内の棚替えもしているようです。


担当部門もいくつか持っていて、市販薬だけ、というのは勤務して此の方、したことがないというのもあるあるです。


会社によってはこれに加え、PB(プライベートブランド)の販売ノルマがある所もあるようです。


そして共通して、資格所有者は毎年継続的研修があり、資格を取れば終わり!ではありません。


会社によっては、継続的研修以外にも研修があり、毎月追加研修があるなんてところもあるようです。


ドラッグストア系は体力を使う仕事なので、重いのキツイのはちょっと………という方には、ドラッグストア系の職場は向いていないかもしれませんね。


スーパー内の薬売り場ですと、数人で販売、案内、売り場づくり等の店舗業務をこなし、ノルマがキツイ所もあるようです。


体力を使うのが嫌な方は、薬局系が良いかと思います。


ドラッグストア系と違うのは、窓口業務に加えて研修・勉強・試験が多い点ですね。


こちらも会社によってはノルマがあるようです。


このように、職場によって仕事内容や業務内容、研修の多さやノルマが違いますので、求人を探す際には、色々と調べてみることをおすすめします。


皆さんに良い職場が見つかりますように!