訳もなく長文。 | 仮面の裏に

仮面の裏に

徒然なるままに書き殴った文章群

学校という社会が嫌いなのです
肌に合わない、という方が適切かもしれません
同年代の人間がわらわらと集まるところは 
何処であっても 踏み入れるには足が竦みます



大学 という社会は
今までの「学校」よりも
社会を構成する人間の年齢の幅が広いためか
そこまで嫌な感じはしていなかったのですが
それでも 時折ふっ と
小学校・中学校・高校通して感じていた身の置き所の無さを
ひしひしと感じます



そもそも、なぜそんなにも学校が苦手なのか
同年代の人間が集まる、というところが肝なのでしょうが
年齢が近い という比較しやすい相手が多数存在するが故に
己の劣等感を刺激してやまないところ
これが苦手 と感じさせる所以なのでしょう


特に中学以降で感じる
あの 異性を値踏みするような視線や会話
耳障りな談笑の源は大概
クラスの片隅に一人でいる女の子への嘲笑
居心地悪そうに俯くと更に加速する下品な笑い声 
今でもあまり得意な類のものではありませんが
当時のわたしは躱すことなどできず
歪んでゆくのも当然であったと感じます


大学でこれらが全くないとは言いませんが
やはり周りもわたしも成長したのか
表だって他人を揶揄するようなこと
あからさまに 良からぬ意味を含むであろう視線を向けること は
余程注意しない限り感じられない位にはなりました




でも、やっぱり最後まで残るのは
突きつけられる劣等感
これは自分で作り出しているが故に
ゼロにすることは至難の業であるように思います
大学では 特にわたしの学校では
将来に直結しているという特性の為 
劣等感は将来への漠然とした不安に結びつきやすく
悩ましいところではあります



どこにいっても
敵わないひと というか
格が違うなあ と何となく感じてしまうひと
きっと皆さんも周りにいることと思います
そういう人たちに近づこう、と前を向く自分がいる一方で
どうせお前なんて何をしても無駄、と足を掬おうとする自分もいる
その板挟みに振り回されるのがわかっているから
学校が嫌いなのだ、ということにも気がつきましたが

多分 働き始めてからも同じですよね
こんな風で 果たして適応できるのかしら
なんて うまく纏められませんでしたが




もしかしたら
学校に行きたくない子供は 案外こんなことを考えているのかもね
言葉にできないだけで。