自叙伝⑥ 重症心臓病の三男出産
そろそろ自叙伝の続きを書きたいなぁと思っていた時に「自叙伝の続きを…」という声も頂き 書かせてもらいます。
前回は1回目の離婚の話でした(アメンバー限定ブログにしていますo(_ _*)o)。
長男が小学校2年生・次男が5歳の時に縁あって再婚しました。
再婚に至った理由は元夫の私への猛烈アタックと子ども達が元夫に懐いて「僕のお父さんになって欲しい。」と言ったこと、私が2人男の子を女手ひとつで育てていく自身がなかったのもあったかもしれません。
今日の話は、再婚してできた私にとっては三男になる子どもの話です。
再婚して1年経った頃、「そろそろ産んでみようなかぁ。」と私が思ったら授かりました。
妊娠判定薬で結果がでたので、妊娠6週で産婦人科へ行きました。
「妊娠はしていますが、まだ心臓の動きも見えないし赤ちゃんの袋が普通は丸いのですが形が潰れているので死んでいるかもしれません。稽留流産と言います。次回来た時に、大きくなっていなくて心臓も動いていなかったら手術しましょう。」
と言われました。
しかし、一週間後に違う病院へ行ったら
「心臓も動いていますし、全く袋の形も異常ないですよ。」
と言われました。
出産した時に
「臍帯の中に3本血管があるはずなのに、2本しかない。これは3万人にひとりの確率です。」
と言われました。
妊娠した時からお腹の中で臍帯血管2本で頑張ったから最初になかなか血液が送られなかったので稽留流産のような状態だったのかもしれません。
「そして、このような臍帯2本の場合は心臓とかに異常がある場合が多いです。」
と言われました。
生まれたのは夜で次の日の朝に最初の授乳タイムで、出産時を除けば最初のご対面でした。
「あれ 看護婦さん うちの子 身体全体の色がおかしいですよね。」
と言ったら
「この中で一番生まれてからの時間がまだ経っていないから赤黒いんでしょう。」
と看護師さんは言われました。
「昨日臍帯が2本だったら心臓とかに異常がある場合が多いと聞きましたから検査してください。」
と私は頼みました。
総合病院だったので小児科がありました。
最初の授乳の時以来私は授乳室へ呼ばれることはありませんでした。
指で酸素量を測定するんですが、80%ぐらいしか身体の中に酸素が流れていなくて、最初の授乳以後すぐに酸素を入れた保育器に入れられていました。
出産の時に、臍帯2本で心臓病に異常があるケースが多いと言われたのに、チアノーゼがでているのは私でも分かったのに看護師さんは指に酸素測定器を挟むだけでわかることさえもしてくれていなかったのです。
私が気付いたので、できるだけ早く検査に取り掛かってくださることができ良かったです
(母親の感は鋭いですねぇ)
廊下の窓から何回もナースのいる保育室を見に行きました。
救急車のサイレンがピーポーピーポーと回るのと同じようなものが保育器につけてあって常にピカピカ光っていました。
泣いていました赤黒い身体がもっと赤黒くなって必死に泣いていました
『ピーポーピーポー』が『緊急事態・緊急事態』と鳴っているように見えました。
お腹が空いてないてるのじゃないかしら?
なぜ飲ませてくれないの?
泣いているのになぜ抱っこさせてくれないの?
心の中は不安がいっぱい。。。。
でも涙はでませんでした。。。
夜になって小児科部長が来て
「レントゲン・心エコー・血液検査など全ての検査もしたけれど病名がわからない。身体のなかの酸素量は80%ぐらいでそれを下回ることもあります。これはずっと全速力で走っている時のような状態です。静岡の知り合いの小児心臓病専門の医師に電話で聞いたら、すぐに心臓専門医に見せた方がいいということだったので、小児専門○○センターから医師がこれから来てくれます。」
と説明してくれました。
そして、他の病院のドクターらしき人が3人きました。
「結果、総肺静脈還流異常という病名はわかりましたが、いつ緊急手術が必要かわかりません。一応救急車できましたが小児専門○○センターでは緊急手術の子どもを受け入れる状態に今はないから、引き受けてくれるという大学病院があったのでそこの病院へ今から搬送します。」
夫も一緒に乗って小児専門○○センターの救急車である大学病院へ搬送されたのは夜中でした。
妊娠したころ私は「産んでみようかなぁ。」と思っただけで、経済的にも私が働いていかないとやっていけないという思いもあったので心からは望んではいなかったのです。
夫と話会い本当に産もうと思ったら、心臓が動き出したのです
三男も私たち家族を選んで生まれてきてくれ、私たちも心臓病の子どもを育てられる親として選ばれていたと今は思います。
今後の闘病生活は明日に…
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ありがとうございます。
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長男が小学校2年生・次男が5歳の時に縁あって再婚しました。
再婚に至った理由は元夫の私への猛烈アタックと子ども達が元夫に懐いて「僕のお父さんになって欲しい。」と言ったこと、私が2人男の子を女手ひとつで育てていく自身がなかったのもあったかもしれません。
今日の話は、再婚してできた私にとっては三男になる子どもの話です。
再婚して1年経った頃、「そろそろ産んでみようなかぁ。」と私が思ったら授かりました。
妊娠判定薬で結果がでたので、妊娠6週で産婦人科へ行きました。
「妊娠はしていますが、まだ心臓の動きも見えないし赤ちゃんの袋が普通は丸いのですが形が潰れているので死んでいるかもしれません。稽留流産と言います。次回来た時に、大きくなっていなくて心臓も動いていなかったら手術しましょう。」
と言われました。
しかし、一週間後に違う病院へ行ったら
「心臓も動いていますし、全く袋の形も異常ないですよ。」
と言われました。
出産した時に
「臍帯の中に3本血管があるはずなのに、2本しかない。これは3万人にひとりの確率です。」
と言われました。
妊娠した時からお腹の中で臍帯血管2本で頑張ったから最初になかなか血液が送られなかったので稽留流産のような状態だったのかもしれません。
「そして、このような臍帯2本の場合は心臓とかに異常がある場合が多いです。」
と言われました。
生まれたのは夜で次の日の朝に最初の授乳タイムで、出産時を除けば最初のご対面でした。
「あれ 看護婦さん うちの子 身体全体の色がおかしいですよね。」
と言ったら
「この中で一番生まれてからの時間がまだ経っていないから赤黒いんでしょう。」
と看護師さんは言われました。
「昨日臍帯が2本だったら心臓とかに異常がある場合が多いと聞きましたから検査してください。」
と私は頼みました。
総合病院だったので小児科がありました。
最初の授乳の時以来私は授乳室へ呼ばれることはありませんでした。
指で酸素量を測定するんですが、80%ぐらいしか身体の中に酸素が流れていなくて、最初の授乳以後すぐに酸素を入れた保育器に入れられていました。
出産の時に、臍帯2本で心臓病に異常があるケースが多いと言われたのに、チアノーゼがでているのは私でも分かったのに看護師さんは指に酸素測定器を挟むだけでわかることさえもしてくれていなかったのです。
私が気付いたので、できるだけ早く検査に取り掛かってくださることができ良かったです
(母親の感は鋭いですねぇ)
廊下の窓から何回もナースのいる保育室を見に行きました。
救急車のサイレンがピーポーピーポーと回るのと同じようなものが保育器につけてあって常にピカピカ光っていました。
泣いていました赤黒い身体がもっと赤黒くなって必死に泣いていました
『ピーポーピーポー』が『緊急事態・緊急事態』と鳴っているように見えました。
お腹が空いてないてるのじゃないかしら?
なぜ飲ませてくれないの?
泣いているのになぜ抱っこさせてくれないの?
心の中は不安がいっぱい。。。。
でも涙はでませんでした。。。
夜になって小児科部長が来て
「レントゲン・心エコー・血液検査など全ての検査もしたけれど病名がわからない。身体のなかの酸素量は80%ぐらいでそれを下回ることもあります。これはずっと全速力で走っている時のような状態です。静岡の知り合いの小児心臓病専門の医師に電話で聞いたら、すぐに心臓専門医に見せた方がいいということだったので、小児専門○○センターから医師がこれから来てくれます。」
と説明してくれました。
そして、他の病院のドクターらしき人が3人きました。
「結果、総肺静脈還流異常という病名はわかりましたが、いつ緊急手術が必要かわかりません。一応救急車できましたが小児専門○○センターでは緊急手術の子どもを受け入れる状態に今はないから、引き受けてくれるという大学病院があったのでそこの病院へ今から搬送します。」
夫も一緒に乗って小児専門○○センターの救急車である大学病院へ搬送されたのは夜中でした。
妊娠したころ私は「産んでみようかなぁ。」と思っただけで、経済的にも私が働いていかないとやっていけないという思いもあったので心からは望んではいなかったのです。
夫と話会い本当に産もうと思ったら、心臓が動き出したのです
三男も私たち家族を選んで生まれてきてくれ、私たちも心臓病の子どもを育てられる親として選ばれていたと今は思います。
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