学校の課題は役に立つ
夏休みの中盤、学校の課題を確認した。
子供に聞くとそれほどの量ではないという。
しかし、実際に確認してみると
①提出しなければいけない課題 課題として認識
②やっておいた方がいいと言われた課題 無視(無いことになっている)
③配布だけされたプリント 無視(存在も忘れていた)
しかも、提出課題もやりっぱなし。間違た問題の解きなおし時間など
まったく考慮されていないスケジュール。
仕方ないので原則として、〇付けと解きなおしチェックは私がすることにした。
そして、やる範囲も①~③とした。
範囲を拡大して、解きなおしを入れると夏休みの課題は
膨大な量に
そして、私が〇付けをしてみると意外な発見が・・・・
それは、学校の課題は十分に役に立つということ。
これは、小学校とは違う点でした。(学校によると思います)
一方で問題と感じたところは
難易度が
テキストや課題のレベル(①+②+③をやってかつ解きなおし)>授業のレベル>>>>>テストのレベル(①でやりっぱなしで平均点)
になっていること。
生徒はテストのレベル合わせて学習する。
ここが問題点。
公立高校、そんなに内申点って重要なの??
高校入試は内申点が大切と言われる。
塾や中学の先生は、合格者内申平均点をもとに話をしてくることが多い。しかし、本当にそうだろうか?
県立や府立高校で実質倍率2倍の学校ってほとんどない。
大体高いところでも、実質倍率は1.6~1.7倍。
つまり、受験者平均点>ボーダーとなる可能性は高い。
しかも、内申点と当日の試験比率は1:2程度のところも多い。
中学の先生からすれば、内申点信仰は強いのかもしれない。
しかし、当日の学力試験のウエイトは、想像以上に高いと思う。
問題は、内申点が良くないと、中学の先生が受験を認めてくれないという点がありますね。
中学の勉強の難しさ
小学校から中学校に進学して、勉強の難しさを感じる。難しさというのは、勉強の進め方が自主的になる点である。
小学校であれば、これが宿題なので、ノートに書いて〇を付けて、いついつまでに提出してください。
丁寧な先生であれば、丸も付けてくれることがある。
しかし、中学に進んで、自主的に進めないといけない。
ここ大切だよ・・・。教科書だけではなく配布した問題集もやっておくといいかも・・・
やるかやらないかは自己判断・・・となる
挙句の果ては、
今回の夏休みの宿題で
問題集・・・ページまでやっておいて休み明けに提出
生徒「解答はないのですが」
夏休み後半に配ります。
生徒「ではその頃に始めます」
解答を写して提出でもいいですよ。実力はつかないけど。自分次第ね。
生徒「写そう」となる。
ここで、しっかりと学習ができる、楽ができる誘惑に勝てるのは、ごく少数の人だと思う。
ここに中学の勉強の難しさがあると思う。