【税理士】受験の感想 | Mind Circus

【税理士】受験の感想

先週の火曜日に税理士試験の初受験を終えました。


息つく暇もなく社労士試験がやってきますが、時が経つと忘れてしまいそうなので、今のうちに感想を書いておこうと思います。


・まず、約8ヶ月間独学で頑張ってきたわけですが、専門学校生であれば当たり前の「作法」がわかっていないんだなぁと思いました。

 簿記論で1時間経過して「さぁ第三問に…」と思った頃、周りの方数名が同じように、問題用紙をビリビリ破り始めて面食らってしまいました。

 たぶん前TBのページを破って分離したのでしょうが、たったこんなことで一瞬動揺してしまいました(笑)


・簿記論、想定していたよりも難しかったです。

 良くなかったのは「難しい問題でも慌てない。」という鉄則が守れずに狼狽してしまったことですね。

 「自分が難しいときは、皆難しいんだ!」と冷静になれば良かったです。

 難しかったですが、決して合格できないという問題ではなかったと思います。


・財務諸表論、理論はベタ書きの箇所がなくて、某掲示板など難しいと言われているようですが、そこまで変わった問題でもなかったかなぁと思います。

 その代わり計算は少し残念でした。凡ミスがなければ(回収前に自己株式の解答欄がひとつずれていたことに気づきました…(^_^;)30点台後半はとれた問題だと思います。


・財務諸表論、オマケで受かってないかなぁ。

 簿記論もついでに奇跡で受かってないかなぁ(笑)


・会場は遠すぎだし、平日は開催は不親切すぎだと思います。

 受験生を絞りたいという意図でもあるのでしょうか。

 大阪のインテックスはあの人数の試験を受け入れられるようなキャパのある会場ではないので(主にトイレが)会場はもっと分散して、土日を含めた日程にしていただきたいです。


・「8ヶ月の勉強で簿・財両方合格できるか?」こう問われたら、私は「可能性はある。」と答えると思います。

 かなり大変ではありますが、努力の量と要領の良さによっては、ボーダーに乗せることは十分に可能だと思います。


・道具の話ですが直前に購入した「ジェットストリーム」(ボールペン)はめちゃくちゃ良かったです。

 「クセになる、なめらかな書き味」は伊達じゃないですね~。

 筆記用具には拘りがあるほうですが、これは本当に当たりだと思いました。


・最後に、受験の感想ではありませんが簿・財は本当に「勉強してきてよかった!」と思っています。

 仕事上で財務諸表を見る機会が頻繁にありますが、簿記1級を受験した去年の11月と比べると段違いで会計リテラシーが高まりました。

 たとえば「繰延税金資産」がどういうものか頭ではわかっていたつもりですが、どのような原因で生じ、どのように解消されていくのか、あの頃わからなかったことが今はかなり具体的にイメージできます。

 今、少なくとも「この科目なんだろ?」とわからないことはまずありません。

 とっても大変な挑戦ではありましたが、私が試験を受ける目的「仕事の能力を高める。」は完全に達成できています。



最後になりますが、この受験までの8ヶ月間かなり仕事が忙しい時期もあって、勉強時間が満足にとれないときもありましたが、どうにかこうにか受験までたどり着いたのは応援のコメントを頂いた方や、同じ試験を一緒に目指して励ましてくださった方々のお陰だと思っております。

本当にありがとうございました。


また、社労士の後、11月の簿記1級に向けて頑張りますが、一緒に勉強してくださる皆様今後ともよろしくお願いいたします。