ご無沙汰しておりました。


前回の投稿後、仕事上のトラブル対応が続き、中には警察沙汰に発展した事案もあったため、とてもブログを綴る余裕がありませんでした。


若干の落ち着きを取り戻した7月中旬から、気分転換も兼ねて『断捨離』を再開し、クローゼットの中に埋もれていたコレクションの品々をオークションに出品していました。


これまでオークションで落札することはあれど、出品したことはなく、出品して落札される度に「楽しさ」と「喜んでもらえる嬉しさ」が強まり、現在も続けています。


断捨離を再開した理由は他にもあって、タイトルにもある『巣ごもり準備』を進めるためです。

『断捨離』と『巣ごもり準備』では、何の脈絡もないと思われるでしょうが、断捨離=オークション出品により、巣ごもり準備の原資に充てようと考えた次第です。


世情を見ると8月31日までの緊急事態宣言は、9月末までの延長論が浮上しており、感染者急増の現状からも延長されると踏んでいます。


また秋から冬になれば、気温低下と乾燥により、ウイルスの活動が活発化し、感染者はさらに増えると考えます。


一方で専門家を中心に「諸外国並みの法的強制力を持ったロックダウンをすべき」との意見が主流となり、マスコミの報道と共に世論もロックダウン実施に同調する風潮が強まりつつあります。


日本の現行法では諸外国のようなロックダウンは実施できませんが、秋に衆議院議員選挙が実施され、自公が勝てば「世論を踏まえて」との体で法改正(時限立法)でロックダウン(にかなり近いもの)を実施できるように?と想像しています。


昨年4〜6月の自粛期間の際は「なくなるのでは?」との懸念から、ティッシュペーパーやトイレットペーパー等の紙製品、米やインスタント、缶詰等の食料品買い占めが多発し、パニック状態に陥りました。

もし、諸外国に近いロックダウン実施が確定すれば「喉元過ぎて熱さ忘れる」と「同調バイアスの強い」日本の国民性を踏まえるとパニックは前回の比ではないのでは?とも考えます。



私個人は平時に有事の備えを進めることが、人様に迷惑をかけない第一歩と捉え、少しずつですが巣ごもり準備を進めています。


平成バブル崩壊後、「金融機関は潰れない」との常識が崩れ、リーマンショック後に「日本企業は強いし、簡単には潰れない」との常識が崩れました。

そして「世界的なパンデミックは映画の世界」と揶揄する向きもありましたが、現在はリアルに目の当たりにしています。


今日(21年8月14日)も九州から中部地方にかけ、歴史的大雨による甚大な被害が発生しており、これまでの常識が通用しなくなっていることを強く認識させられる状況です。




「ひどい病気や怪我ならば入院できる」という常識が新型コロナ感染拡大により崩れつつある今、「甚大な災害に巻き込まれたら、自衛隊が助けてくれる」という常識も甚大な災害が全国的に、大規模に多発すれば崩れるかも知れません。


経済を含めて社会がある程度、普通に機能している今こそ、使っていない無駄な物はリサイクル的な手段で処分し、並行して有事への備えを進める時期ではないでしょうか?