バイコロジーシンポジウムおかやま2013に参加して | 自転車女子通信

バイコロジーシンポジウムおかやま2013に参加して

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バイコロジーシンポジウムおかやまのパネルディスカッションに
パネラーとして出席した。
初めて訪れた岡山市。
のびやかな町。
やわらかな空気。
晴れの岡山といわれるくらい気候も温暖だそう。
大きな災害も少なく、おかやまは住みやすいとタクシーの運転手さん。
どこまでも平らで広い道。
きもちがいい。
自転車専用道路の設置は進んでいるようだ。
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標識が誇らしげに立っている。
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目ざしている自転車先進都市となるにふさわしい環境であることを確信した。
ネットワークがうまく機能すれば交通環境が充分整うことは
そう遠くないと思う。
一方で、ルールやマナーの意識がまだまだそこまでいってないのかなとも感じた。
歩道の併走が多く見られた。
これでは交通弱者である歩行者が安心して歩けない。
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パネルディスカッションの中でもルールを守らない発言があった。
また、自転車と自動車の事故も問題だという。
周知活動に一刻も早く取り組み、意識の底上げをすべきである。
せっかくすばらしい自転車空間があるのに
そのステージの主役が演じきれないことは残念なことである。

どのように取り組めば結果を導き出せるか、参考になるかもしれないと思い、
昨年バイコロジーシンポジウムを開催した宇都宮市の取り組みを2つ紹介した。
宇都宮市は今年、日本で初めて国道に矢羽根マークを交差点に交わるように設置した。
そのことで左折自動車に自転車がまきこまれる事故が軽減した。
また、ルールの周知活動に関しては、こちらも日本初の地域密着型自転車プロチーム、宇都宮ブリッツェンが自転車のかっこいい乗り方を学校や自治体で積極的に教えている。
宇都宮市の子ども達はかっこいいブリッツェンが大好きだ。
ルールを守ること、自転車の正しい知識を得ることはかっこいいことという意識が根付いている。
これも地道な活動の成果である。

岡山市が近い将来全国に誇れる自転車先進都市になることを期待したい。
応援してます!
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