ゴールデンウィーク前にやらかした、右手小指。

固定が長かったため、まだうまく曲がらず、まだ通院している。

 

今日はちょっとした処置を。

それが、麻酔打って、無理やり曲げる、というもの。

麻酔チョー痛いんスけど。

「リハビリ頑張って」という医者さんの一言をもらって、病院終了。

 

さて、今日は雨。

仕事は山ほどあるが、外仕事をサボるにはいいきっかけ。

RX-8で走りに行く。

 

ハンドルを握る。

…が、握れない。

小指は多少曲がるようになったが、劇的な変化は無い。

それにすっかり麻酔も切れて、もう痛い。

リハビリは帰宅してから。

 

RX-8はよく曲がる。

そりゃもう気持ち良く曲がる。

小指もこれぐらい曲がってくれればいいのに。


午後5時。いつもの飲み友達Hから電話が入った。

「仕事終わりました。高校野球見に行きましょう」

 

ちょうどそこの小6の息子も遊びに来ていた。

ウチの小6、もう1人同級生も連れて、5人で見に行くことに。

試合は2時半開始だったが、雨で長く中断していたらしい。

県大会1回戦だが、Hはチェックを欠かさない。

どんだけ野球好きなんだ。

 

帰宅ラッシュのクルマを裏道で上手く避けて、球場到着。

駐車場からダッシュでバックネット裏へ。

ちょうど6回表が始まるところ。

まだ0‐0だったが、あれよあれよと2点が入る。

 

ちなみにこの2チーム、Hとは何の関係もない高校である。

それでもこうやって試合を見に行くというのだから、野球人というのは私の理解を越えたところにいる。

いつもの飲み仲間5人組、O.G.5と名付けているが、そのうち野球濃度が濃い2人は、ずっと野球の話をしている。

逆にそれさえあればいいらしい。

 

後攻の高校は(ダジャレ?)ウチの高3が通っているので、私には遠縁があると言っちゃある。

そのまま2‐0のまま最終回。

それまでチームヒット1本だったので普通に負けるかと思っていたが、代打選手の2塁打で流れが変わった。

長打が続いて同点、さらに満塁へ。

最後の1球は、キャッチャーの遥か上を行く暴投だった。

2‐3x。サヨナラ。

思わず相手ピッチャーに同情したくなるような、試合終了。

雨の影響もあったのかな。

 

月曜に嫌なことがあり、今週は気持ちがどん底に沈んでいた私だったが、無理矢理の気分転換になった。

よく誘ってくれた、野球バカH。

私が「誘われたら断らない」をポリシーにしていることを知っているので、誘ってくれたのもあるだろう。

 

地元高校が勝ち、思わぬ熱戦で、そのいいところも全て見たので、6年生たちも満足そうだった。

たこ焼きか焼きそばがあればもっと良かったか。

普通に帰ってから晩飯だな。


バックミラーを交換したVTR250。

その角度を合わせるには、実際走るのが一番。

6角レンチをポケットに忍ばせて、走り出す。

 

暑い。

もう18時になろうというのに35℃の表示。

地球がおかしい。

それでも夕陽の美しさと少しのもの寂しさは変わらない。

その方角へ導かれるように、バイクは走る。

 

交換した右手のブレーキレバー、左手のクラッチレバーには、6段階のアジャスターが付いていて、ちょうどいい操作感を作れる。

しっかり走りたいYZF-R1はやや遠目にしてあるが、気楽に乗りたいこのVTRではやや近めにセットする。

ミラーの角度は、調整しなくてもいい角度になっていて、リラックスした姿勢でよく見える。

 

琵琶湖に出た。

日は隠れた。

ミラーの位置が低くなり、カッコよくなったと思う。

 

奥琵琶湖方面へ。

純正ミラーは高い位置にあり、昆虫の触覚みたいだったが、このミラーはローアングルから写真を撮っても、車体との一体感が増した。

こうやってバイクの写真を撮るのが好きなので、やっぱりカッコイイ方が嬉しい。

 

パークウェイのゲートはもう閉まっている時刻、今日は道の終点、菅浦集落へ。

1966年までは船でしか来れなかった菅浦は、古くからの水辺の暮らしがよく残っている。

私的に滋賀県No.1情緒的集落。

波除けの石垣、狭い生活道路、板張りの古い民家。隠れ里とも言うべき、良い雰囲気。

ミラーに求める性能として、旅に似合う佇まいかどうかも大事。か。

 

あと駐車時の、ヘルメットを掛けるのも、ミラーの大事な役割のひとつ。

須賀神社の前で停めて、ヘルメットを掛けてみる。

うん、悪くない。

この神社はかなり前に一度行ったが、坂を登った上の方は土足禁止だったはず。

素足で参拝する風習が残り、手水舎のところにスリッパが置いてあった。

今でもそうなんだろうか。

 

集落入口の木。

ヘルメットを違う角度で置いてみる。バーエンドミラーだとこうはいかない。

 

漁港。

ここは陸の孤島でもあったが、逆に水運が発達していたとも言えるか。

琵琶湖特有の浅くて小さな船が並ぶ。

 

集落の東端。東の四足門。

どこもかしこも情緒ある風景。

 

青い花と古い民家。

こうなると、もうミラーの性能がどうこうではない。

普通に、気に入った風景を探したい。

 

帰り道は、やっと気温が落ち着いてきた。

風を受けて走るのが気持ちいい。

帰宅するのは20時頃になってしまうか。

それでも日は長いし、例え暗くなっても命の危機を感じない。これは夏の良さ。

今日はミラーとレバーの角度調整のためにバイクに乗ったはずなのに、まったく違う気持ちになっている。

旅はいい。そしてバイクはいい。

本当はもっと遠くへ行きたい。もっと長く旅をしたい。

今の忙しい日常が落ち着いたら。

チーム通勤電車は劇団です。

 

今夜はじょりん氏の誕生日会を。

集まったのは、リーダーF、じょりん、ビデオ氏、オキ子、私の5人。

私とは半年ぶりだが、あとのみんなは先週も集まって、芝居の稽古をしたと。

 

ちょうど1年前、メンバーの1人、豆腐屋が亡くなった。

その3回忌に合わせて、追悼公演をやりたいという。

私がその舞台に立つかは分からないが、劇団としてはいいきっかけかもしれない。

 

オキ子が終電で帰った後、ビデオ氏の終電を逃させ、男4人でカラオケへ。

これまでの舞台で使った曲を歌う。

思いのほか盛り上がり、解散は午前2時半。

 

寝にくいRX-8号で、ビデオ氏と車中泊。

「20代に戻ったみたい」などと言う。

私もさっき歌ったGOING UNDER GROUND「トワイライト」が頭の中を回り、その頃の意識が戻ったようだ。

 

しこたま飲み、たらふく食い、わいわい歌い。

私と同い齢になったじょりんも楽しそうだった。

まだやれる、と少し思わせてくれた、楽しい夜であったことよ。

 

バイクのブレーキレバーって、なぜだか勝手に折れるよね。

気付いた時には、ポロッと先端がなくなってるよね。

バイクあるあるだよね。

まぁしょうがないか、最近、酸性雨だし。

 

ということで、できれば秘密にしておきたかった、できることならこの秘密は墓場まで持っていきたかった、ブレーキレバー折れちゃった事件。

その原因は、…まぁ察してください。(←ライダーにとって不名誉なので)

 

不便なので交換しようと。

で、密林界隈を散策すると、純正レバー1本の価格で、中国製激安レバーなら左右セットが買えてしまう。

ビバ!激安!ということでポチッと。

 

レバーは黒色で、金色のアジャスターがつく、成金カラー。

交換は簡単なので、ちょちょいと。

 

そしてついでにミラーも交換することにした。

これは私が以前乗っていたドゥカティモンスターS2Rに、前オーナーが付けていたもの。

私がその後バーエンドミラーに交換したので、10年くらいは道具箱に眠っていたと思われる。

まだ捨てていなかったので、それを装着。

 

…しようとしたが、ボルトピッチがホームセンターで一般的に売っているものと違い、細目のものらしく、合わなかった。

それ専用のものをブレーキレバーと一緒に購入して、送料無料。

安すぎるのも考えものである。

 

ビフォー

 

アフター

 

黒で統一されて、ちょっとシュッとしたんじゃないスか。

(↑大阪のおばちゃん風)

自己は満足じゃ。

 

世の中一般的に「ニラレバ定食」なのか「レバニラ炒め」なのか、私は餃子の王将基準なので「ニラレバ炒め定食」

ということで今回のタイトルは「ミラレバ」になったんだとさ。

あー、ニラレバ食べたい。