宝塚歌劇には「TAKARAZUKA SKY STAGE」というCS放送があっていつも観ています。タカラヅカニュースで日々のニュースをチェックし、最新作の人物相関図や舞台機構、演出家の想い、トップスターの舞台にかける意気込みなどを事前にインプットして劇場に向かいます。映像で細かな動きや表情を間近に確認できるのは劇場の2階席後方から観ている私にとって大変重要な情報源となっています。
私はその中でも、スターの指先に注目しています。指の一本一本まで神経が行き届いていて、仕草のすべてがとても美しいのです。指先の動きをはじめ、視線や姿勢、立ち居振舞いの細かいところまで観客を魅了するところはまさにプロフェッショナルのなせる業です。一般の方がステージで歌う発表会を見る機会がありますが、多くの方が歌に意識を集中しようと精一杯でなかなか指先などの細かな動きにまで注意が 行き届きません。これは、2階席から観ていると本当に良く感じ取ることができます。
美しい動きを遠くから眺めるのは私の宝塚観劇のひとつの楽しみになっています。今月の東京宝塚劇場は星組公演です。今回もまたスター達の「指先」に注目してきれいな動き・仕草を堪能してきたいと思います。
歌舞伎俳優のすごさは、病気や怪我で舞台を休演するときに周りの俳優がすぐに代役をできることです。
場合によっては前日に、ときには当日急に配役変更、ということもあります。でも、客席から観ていると、とても代役とは思えないくらいに立派に演じきっています。先日の東京・新橋演舞場11月吉例顔見世では片岡仁左衛門の代わりに中村梅玉さん、尾上松禄さんが配役変更で舞台に立っていました。これはこれで仁左衛門さんとはまた違う魅力が味わえて、観ている方としては思いがけず嬉しい面もあります。でも演じる本人は相当大変だと思います。にもかかわらず、実際に演じることができるのです。なぜでしょうか。
思うに、厳しい稽古を積み重ねて身につけた「歌舞伎」の本質的なもの、基礎的な素養が俳優の中に染み渡っているからではないでしょうか。スポーツのように頭で考えるよりもまず体で覚えるという感覚に近いものがあるように感じます。芝居の内容はせりふ、動き、しぐさもすべて体で覚えていて常にどんな役でもこなせる「ひきだし」のようなものを持ち合わせているのだと私は想像しています。代々受け継がれる伝統の中に先人の築いてきた知恵や工夫がぎっしり詰まっていて、さらに、いろいろな芝居を日頃から身近に、しかも大先輩に教えていただける歌舞伎の世界に身を置く歌舞伎俳優は本当に恵まれていると思います。環境が人を育てる典型的な例ですね。突然の配役変更を無事にこなすという、一般の方々が一朝一夕には身につけることができない「技」を歌舞伎俳優は意識的に、あるいは無意識的に持っているのです。
最近はこの配役変更が本当に多いように感じます。来年2013年4月に歌舞伎座が開場しますが、ぜひ俳優の皆さまにはお体を大切にしていただきたいと切に願っております。
東京日比谷の日生劇場でミュージカル「ジェーンエア」を観てきました!
日生劇場ではいつもは2階席の最後列(天井に手が届きそうな席です)で観劇しますが、今回は特別に1階席、しかも舞台の上に登った先の「ステージプレミアシート」を敢えて選びました。値段はいつもの席の4倍!でも、「投資」に見合った「リターン」はしっかり自分のものにできたと満足感でいっぱいです。
演出を担当したジョン・ケアーズさんの発案で設けられたこのシートに向かうとき、舞台への階段(踏み台)を登ってふと客席を眺めると、あたかも自分がこれから芝居を演じるかのような錯覚にとらわれ、必要もないのに責任感のようなものを感じてしまいました。照明を四方から浴びる舞台から見渡す客席は思ったよりもコンパクトな印象。2階席の最後列までしっかりと視線を送ることができました。舞台と客席の一体感は、観客はもちろん、舞台に立つ俳優もしっかり感じているんだなと改めて確認できました。
ところで、皆さんは舞台や人前に立つとき、観客ひとりひとりの顔の表情がはっきりわかる明るい客席のほうが良いでしょうか。それとも、客席を暗くして観客の視線をあまり感じないようにするほうが好みでしょうか。私は明るい客席の方が好きです。熱い視線を感じるとファイトが湧いてくるのです!
公演中の客席は終始暗くても、舞台にそそがれる視線はとても強く熱いものでした。舞台に立つ俳優にとってお客様はエネルギーの源であり、とても大切な存在であることをプレミアシートは教えてくれました。また、主演の松たか子さんが近づいてくると程よい緊張感を味わえたのも嬉しい思い出です!正面でなく横(やや斜め後ろ)からは初めてでしたが、やはり良い舞台はどの角度から観ても素晴らしいですね。終演後は座談会もあり、とても得をした気分で充実した一日を過ごせました。次回またジェーンエアを再演する際はぜひともこのステージプレミアシートをセレクトしたいと心に誓い、劇場を後にしました。
日生劇場ではいつもは2階席の最後列(天井に手が届きそうな席です)で観劇しますが、今回は特別に1階席、しかも舞台の上に登った先の「ステージプレミアシート」を敢えて選びました。値段はいつもの席の4倍!でも、「投資」に見合った「リターン」はしっかり自分のものにできたと満足感でいっぱいです。
演出を担当したジョン・ケアーズさんの発案で設けられたこのシートに向かうとき、舞台への階段(踏み台)を登ってふと客席を眺めると、あたかも自分がこれから芝居を演じるかのような錯覚にとらわれ、必要もないのに責任感のようなものを感じてしまいました。照明を四方から浴びる舞台から見渡す客席は思ったよりもコンパクトな印象。2階席の最後列までしっかりと視線を送ることができました。舞台と客席の一体感は、観客はもちろん、舞台に立つ俳優もしっかり感じているんだなと改めて確認できました。
ところで、皆さんは舞台や人前に立つとき、観客ひとりひとりの顔の表情がはっきりわかる明るい客席のほうが良いでしょうか。それとも、客席を暗くして観客の視線をあまり感じないようにするほうが好みでしょうか。私は明るい客席の方が好きです。熱い視線を感じるとファイトが湧いてくるのです!
公演中の客席は終始暗くても、舞台にそそがれる視線はとても強く熱いものでした。舞台に立つ俳優にとってお客様はエネルギーの源であり、とても大切な存在であることをプレミアシートは教えてくれました。また、主演の松たか子さんが近づいてくると程よい緊張感を味わえたのも嬉しい思い出です!正面でなく横(やや斜め後ろ)からは初めてでしたが、やはり良い舞台はどの角度から観ても素晴らしいですね。終演後は座談会もあり、とても得をした気分で充実した一日を過ごせました。次回またジェーンエアを再演する際はぜひともこのステージプレミアシートをセレクトしたいと心に誓い、劇場を後にしました。
東京宝塚劇場に行ってきました!
今月は花組公演、「サン・テグジュペリ」(星の王子さまのお話)と
ラテンレビュー「CONGA!!」。華麗なラテンの世界に魅了されました。
歌舞伎と宝塚。私は毎月欠かさず観にいきます。
舞台の魅力はいろいろありますが、私にとって宝塚を観る事は日常からかけ離れた世界を味わわせてくれて心の底から元気にしてくれるとても貴重な時間なのです。
宝塚でのお気に入りのひとつはミラーボール。
ぐるぐる回るミラーボールにスポットライトが当たると客席全体を包み込むようにあらゆる光が四方に広がり一気に気分が高まります。オーケストラの演奏にあわせて出演者に向けて客席から手拍子が起こると舞台との一体感を確実に実感できます。まさに、LIVEならではの魅力です。
チケットをとるのも一苦労。私は宝塚友の会に入っていますが、抽選で取れないこともままあります。来月は宙組の「銀河英雄伝説」。スペースファンタジーでトップスターお披露目公演でもあります。
毎月どんな舞台と出会えるのか、いつもワクワクしています!
今月は花組公演、「サン・テグジュペリ」(星の王子さまのお話)と
ラテンレビュー「CONGA!!」。華麗なラテンの世界に魅了されました。
歌舞伎と宝塚。私は毎月欠かさず観にいきます。
舞台の魅力はいろいろありますが、私にとって宝塚を観る事は日常からかけ離れた世界を味わわせてくれて心の底から元気にしてくれるとても貴重な時間なのです。
宝塚でのお気に入りのひとつはミラーボール。
ぐるぐる回るミラーボールにスポットライトが当たると客席全体を包み込むようにあらゆる光が四方に広がり一気に気分が高まります。オーケストラの演奏にあわせて出演者に向けて客席から手拍子が起こると舞台との一体感を確実に実感できます。まさに、LIVEならではの魅力です。
チケットをとるのも一苦労。私は宝塚友の会に入っていますが、抽選で取れないこともままあります。来月は宙組の「銀河英雄伝説」。スペースファンタジーでトップスターお披露目公演でもあります。
毎月どんな舞台と出会えるのか、いつもワクワクしています!
昼と夜、連続して観劇したことはありますか?私は2,3ヶ月に1回のペースであります。東京の劇場ですと昼は11:00スタート、夜はだいだい16時以降にはじまります。ということは、連続して同じ劇場でお芝居を見ると午前中に館内に入り、出る頃には夜の9時近くというかなりの長丁場になります。合計で10時間。一日劇場で生活しているような感じです。昼は新橋演舞場で歌舞伎、夜は東京宝塚劇場という2館掛け持ちのパターンもあります。
こうなると、観劇も体力勝負。筋トレとまではいきませんが、軽く客席でストレッチのようなポーズをとったり、昼食や夕食、飲み物をとるタイミングを工夫する必要がでてきます。時には眠気に悩まされることがあります。そういうときは、いつもカバンの中に持ち歩いているテニスボールを使います。眠くなると客席でそっと靴をぬいで青竹を踏むように足の裏でボールをごろごろと転がして刺激を与えています。食事は昼、夜どちらかを幕の内弁当にして片方を軽いものにします。新橋演舞場ではたい焼きや小倉アイス最中、冷凍みかん、冷たい抹茶など、東京宝塚劇場ではバナナクレープや公演記念クッキーなどです。
歌舞伎の場合、昼の部終了後一旦場外に出ても良いし、そのまま館内ロビーで待つこともできます。館内で待つ人はだいたい10数人はいつもいます。チケットの半券は係りの人が館内を巡回しその場でちぎってくれます。長いと1時間待つこともあるので、筋書きを読んだり小説など本を読むこともあります。時間をうまく使うことが求められてきます。
そして、もしできれば昼と夜とで違う雰囲気のものを選ぶと良いのでは、と提案します。以前、昼は宝塚で主人公が戦場で意識を失っていくシーン、夜は歌舞伎の忠臣蔵で切腹のシーンを観ました。気が滅入りそうになったこともありました。でも、夜劇場から出てみると充実した気分を味わえるのも事実でした。みなさまも一度体験してみてはいかがでしょうか。新しい発見があるかも知れません。
こうなると、観劇も体力勝負。筋トレとまではいきませんが、軽く客席でストレッチのようなポーズをとったり、昼食や夕食、飲み物をとるタイミングを工夫する必要がでてきます。時には眠気に悩まされることがあります。そういうときは、いつもカバンの中に持ち歩いているテニスボールを使います。眠くなると客席でそっと靴をぬいで青竹を踏むように足の裏でボールをごろごろと転がして刺激を与えています。食事は昼、夜どちらかを幕の内弁当にして片方を軽いものにします。新橋演舞場ではたい焼きや小倉アイス最中、冷凍みかん、冷たい抹茶など、東京宝塚劇場ではバナナクレープや公演記念クッキーなどです。
歌舞伎の場合、昼の部終了後一旦場外に出ても良いし、そのまま館内ロビーで待つこともできます。館内で待つ人はだいたい10数人はいつもいます。チケットの半券は係りの人が館内を巡回しその場でちぎってくれます。長いと1時間待つこともあるので、筋書きを読んだり小説など本を読むこともあります。時間をうまく使うことが求められてきます。
そして、もしできれば昼と夜とで違う雰囲気のものを選ぶと良いのでは、と提案します。以前、昼は宝塚で主人公が戦場で意識を失っていくシーン、夜は歌舞伎の忠臣蔵で切腹のシーンを観ました。気が滅入りそうになったこともありました。でも、夜劇場から出てみると充実した気分を味わえるのも事実でした。みなさまも一度体験してみてはいかがでしょうか。新しい発見があるかも知れません。
