トラムは快適だ。

ガタンガタンと時々揺れるけど、

手すりにつかまっていれば大丈夫。

 

 

歩いていたら目の前の景色を前方からしか

見えなかったけど、トラムの窓から見ると

いっぺんに沢山視界に入ってくる。

 

 

横断歩道を足速に渡る人。

キックボードみたいなのに乗る人。

ランニングする人。

 

 

歩いている時より情報を拾えるような

気がした。

 

 

それにしても、快適だ。

 

 

楽チン楽チンコアラ

 

 

カジノはヤラ川沿いに立っていた。

南半球最大規模と言われるクラウンカジノ。

 

 

ホテルやショッピング施設などが

一緒になっている複合施設だ。

 

 

なんと言ってもウォーターフロントで

雰囲気がとても素敵だった。

 

 

メルボルン観光の中で1番この雰囲気が

好きかも。

 

 

水辺を歩いていると気持ちが爽やかになる。

 

 

ヤラ川の北岸を私たちはカジノに向かって

歩いていた。

 

 

夕方になって日が暮れてきたので

少し寒くなって来た。

 

 

カジノに到着した。

 

 

ネオンの灯りはギラギラしていなくて、

都会のウォーターフロントという

コンセプトで建てている感じがする。

 

 

CROWNの文字がピカピカ光っていた。

 

 

さて、パスポートも持っているし、

中に入ってカジノを体験してみようコインたち

 

 

パスポートをフロントで提示して、

私たちは中に入った。

 

 

でも、友人はカジノじゃなくて

別のフロアにあるゲームセンターに

行くと言う。

 

 

自分は、カジノやったらハマって

しまうから絶対にやらないそうだ。

 

 

自制心がきかなくなると言うのだ。

 

 

普段、節約節約なんて言ってるのは

そういう自分の歯止めが効かない

性格を知っているからかもしれない。

 

 

でも、逆に我慢するから歯止めが

効かなくなってしまうのでは?

 

 

とも思ったけど、カジノには

いられないというので、

後で待ち合わせをすることにした。

 

 

この数日間、寝食を共にしているから

たまには別行動も気晴らしになって

良いだろう。

 

 

友人と分かれて、私は、まずは

カジノ内を散策することにした。

 

 

ポーカーのテーブル、ブラックジャックの

テーブルは、最低の賭け金が高めのものが

多い気がする。

 

 

あっちにはバカラのテーブルがあるぞ。

 

 

ルーレットもある。

 

 

とりあえず、私は、スロットマシンに

座って、よく分からないままコインを

入れてみた。

 

 

ガシャンガシャンガシャン。

 

 

二つくらいは絵柄が並ぶのに、

最後の一つはハズレてしまう。

 

 

日本のパチンコ屋にあるスロットなんかだと

台の回転数で当たり台が分かるという

話を聞いたことあるけど、サッパリ

分からない。

 

 

分からないし、勝てないし、

面白くないからスロットは、すぐに

やめた。

 

 

そうだ、ルーレットをやってみよう。

テーブルでチップを交換して、

ルーレットにチャレンジした。

 

 

上手い人は、本当に上手く掛けて

ごそっと当てていく。

 

 

スゴイ驚き驚き

 

 

私は、2分の1なら当たるかと思い、

赤か黒に掛けたけど、ディーラーが

仕組んでいるのかと思うくらい

ハズレる。

 

 

よくルーレットのディーラーは、

狙ったところに球を投げられると

言うが、本当に出来るんじゃないか

という気がした。

 

 

カモられる前に撤退しよう宇宙人くん

 

 

手元にチップが残った。

 

 

さて、次は、何で遊んでみようか?