新たな職場(後編) | 日本語教師の独り言

日本語教師の独り言

日々感じたこと、思ったこと、楽しかったことなどを綴っています。
クラシックのコンサートに、ときどき行くので、そのことも備忘録的に書きたいと思っています。

皆さま、おはようございますニコニコ

 

昨夜は、大学院同世代仲間でお食事生ビール

楽しかったぁ~乙女のトキメキ

 

 

 

 

気持ちは「お兄さん」なんだけど、なぜか研究科の

 

 

 

お父さん

 

 

 

と呼ばれていまして...笑い泣き

 

そんな話は置いておいて、では、

 

 

 

 

 TODAY'S
 
新たな職場(後編)

 

 

 

 

をお届けいたしますチョキ

 

前回は、新たな職場でのデビュー戦を終え、総論的な職場環境についての感想を綴りました。

今回は、各論的と言いますか、授業を通して感じたことを綴っておこうと思います。

 

教室がある建物は、やや古いこともあり、それなりにガタがきているところもあるようです。お世辞にも現代的とは言えません。

とはいえ、やはり大学の施設だなということは感じられます。

 

教室そのものも、がっちりとした作りになっていて、広さも収容人数に見合ったものだし、ホワイトボードや教卓、学生が使う机や椅子などももちろん整っています

 

 

一旦、話を整理しておきますと...

 

 

教室ががっちりとした作り

これまで/今の勤務校だと、聴解など音声を流すと隣や上下の階の教室から音声が漏れ聞こえることがたまに(いや、しょっちゅう)あるのですが、それがまったくありません。

 

広さも収容人数に見合ったもの

どう考えても16人ぐらいしか入らない教室に、無理やり20人を詰め込んだり、費用重視で建て増ししたため、いびつな構造(使い勝手の悪い教室)になっていたりという学校”も”ありました。

 

ホワイトボードや教卓、学生が使う机や椅子などが整っている

上とも関連しますが、無理やり学生を詰め込んだため、教卓や機器を取り除くなどということが起こっていました。また、机や椅子が古く、軋む、揺れるなど、学習環境としてはよろしくない箇所が見受けられる学校“も”ありました。

 

 

どれも小さなことですが、授業を進める上では重要なことです。

民間が母体の日本語学校は、おそらく(違う場合もあるかも?)ギリギリの経営でやっているから仕方がないかもしれません。

 

でも、教室(学習の場)の環境がよくないと、学生が学習に集中できない原因を生みますし、それが教師のストレスにもつながります。また、教師の教えるという営みそのものにも支障をきたします。

 

そういう意味で、やはり恵まれているな、と感じましたチュー

 

 

 

しかーーーしッ!

 

 

 

こういう表現は、よろしくないかもしれませんが、授業を受講(運営)する上での

 

 

 

規律や秩序が
保たれていない

 

 

 

んです。

ココ、一番大事なとこではチーンチーンチーン

 

スマホの使用や私語、あいさつや片づけなどなど、ちょっと

 

 

 

どうなん?

 

 

 

って突っ込みたくなることがいくつか...物申す

 

基本的に、そういったもろもろのことに、私はそれほどうるさくないほうです。厳しくしなくてもいいという立場といったほうがいいかもしれません。

 

以前、行っていた学校は、「スマホは回収」「母語使用は禁止」「教室内飲食持ち込み禁止」「私語厳禁」など、結構厳しい規律(校則)がありました。

あいさつなんかにもうるさく「そこまで必要?」とちょっと疑問を感じていました。

 

また、ある学校は、学生主任のような先生が見回りをしていて、寝ている学生がいたら教室に入ってきて、授業をしている先生がいるのに、その場で学生を怒鳴り散らすことがあるそうですガーン

 

それもどうかな...と思います

 

こちらの学校のように、ほぼ

 

 

 

無秩序

 

 

ってどうなんでしょうか真顔

 

具体的には、

 

スマホを机の上に出し、どう見てもゲームをしているので注意。すると、「翻訳を調べています」などと平気でうそをつく。その後も、悪びれる様子なく机の上でゲーム再開。

※堂々&コソコソとスマホをいじっている学生は全体の3割強。

 

後ろを向いて話しているので、「何か質問?」と聞くと、「いえ大丈夫です」とその場は前を向くものの、すぐに後ろを向いて、おしゃべりに没頭。

※こちらは3人組1グループ。他に、2人組2グループも同様。

 

授業とは全然違う勉強(漢字学習)を黙々としているので、「漢字の勉強が好き?」って聞くと、「いいえ」と答え、なぜかそのまま漢字学習を継続。

※こういう学生が2人ほど。

 

実は、水曜日からお世話になっている学校、いろいろと充実しているのですが、学生数に対して教員数が足りていないようです。特に専任教員の数が...

 

なので、今回、私が担当しているクラスは、私を含め日替わりで非常勤の先生が受け持っていて、担任の先生(専任)はいるものの、一日もクラスに入っていないという状態です絶望

 

そりゃ、そうなるわな...って感じです。

なので、ひょっとするとこのクラスだけが、このような状態なのかもしれません。

それにしても、なぁ。う~ん。モヤモヤもやもや

 

 

 

ガツン

 

 

 

と注意する(叱る)のも一つかとも思ったのですが、この様子だとそれほどの効果が期待できません。

なぜなら、この調子でず~っと(1年近く、あるいは1年以上)やってきていて、習慣化されているからです。

それと、叱るにしてもルールがないと叱れない魂が抜ける

 

そこで、私が考えたのは、来週の授業の初めに、

 

 

 

私の授業時のルール

 

 

 

を決めようと思っていますウインク

 

私が決めると言うよりも、基本となること(勉強したい人に迷惑をかけない!)だけを伝えて、そのためにどうすべきかを考えてもらうつもりです。

 

うまくいくかどうかはわかりませんが、少なくとも大人なので、それぐらいはわかってほしいです。期待も込めて。

甘い認識でいると、撃沈しそうですが・・・(汗)

 

これでダメなら、教務なり専任なりに考えてもらわないと、授業として成立しませんし、他所にも問題は及ぶはずです。

もしかすると学校側としては、何かしら織り込み済み?なのかもしれませんが、個人的に看過できないので、ここは厳しくいきます!

 

まあ、何をするにしても、どこでするにしても、メリットあり、デメリットありですねびっくりマーク

 

勉強になりますニコニコ

 

実はもう一つ、書きたいことがあるんですよね~アセアセ

 

このような状況の中で学んできた学生って、「どうなの?」ってことです。つまり、レベルというか、学生の学習状況についてです。

この点も、よい点とそうでない点があり、今/これまでの勤務校の学生と比べて、考えさせられることが多々あります。

 

というわけで、そちらは「番外編」として、明日にでも綴ろうと思います爆  笑

「新たな職場三部作」みたいな感じになっていますが...笑い

 

では、皆さま、今日もすてきな1日をラブラブラブラブラブラブ