大阪交響楽団第273回定期演奏会 | 日本語教師の独り言

日本語教師の独り言

日々感じたこと、思ったこと、楽しかったことなどを綴っています。
クラシックのコンサートに、ときどき行くので、そのことも備忘録的に書きたいと思っています。

皆さま、おはようございますニコニコ

 

 

暑い、暑い、暑い...

 

 

それしかことばが出てきません炎

皆さん、熱中症など十分にお気をつけください。

 

昨日、占いでは「開運日」となっていましたが、まったく違っていて、授業準備も全然はかどらず、ぐうたらと一日を過ごしてしまいましたタラー

 

 

 

普通形

 

 

 

を教えるのって、ほんと苦手悲しい

 

あ、日本語教師以外の方もいるので、簡単に説明しておきますと、

 

 (丁寧形)      (普通形)

  食べます     → 食べる

  食べません    → 食べない

  食べました    → 食べた

  食べませんでした → 食べなかった

 

日本語教育では、左の「食べます」のように、いわゆる「です・ます体」で終わる形を「丁寧形」と呼び、右の「食べる」のように「だ・である体」で終わる形を「普通形」と呼んでいます。

 

この普通形を用いて、友達ことばを習得しようってのが、テーマなんですが、形の確認をするだけで結構時間がかかっちゃうし、それを同じパターンでやっていると学生は飽きちゃうし、かといって遊んでばかりもいられないし、

 

 

はぁ、悩ましい

 

 

と、この普通形の導入が当たると頭を抱えてしまいます。

ってなわけで、昨日も現実逃避に走りました笑い泣き

 

だいたい1日で、その課の全てを終えようというカリキュラムに問題がある気がしてなりませんゲッソリ

 

前置きが長くなりましたが、本題へ!

 

 

 

 

 TODAY'S
 
大阪交響楽団
第273回定期演奏会

 

 

 

 

というお話ですルンルン

 

 

 

 

 

 宝石緑日時

   2024年7月5日(金)19時開演

 宝石緑場所

   ザ・シンフォニーホール(大阪)

 宝石緑指揮  

   ジェイソン・ライ[写真左]

 宝石緑チェロ

   パヴェル・ゴムツィアコフ[写真右]

 宝石緑曲目

   アントニン・ドヴォルザーク

    チェロ協奏曲 ロ短調 作品104

   アントニン・ドヴォルザーク

    交響曲第8番 ト長調 作品88

  

  (アンコール)

   ヨハン・セバスチャン・バッハ

    無伴奏フルートのためのパルティータより第3楽章

 宝石緑管弦楽

   大阪交響楽団

 

 

 

 

 

今回の定期演奏会は、ドヴォルザーク没後120年を記念して、「スラブの世界から」と題し、開催されました。

 

1曲目のチェロ協奏曲、改めて良い曲だと思いながら聞きました。これまでにも何度か聞いたことがありますが、ドヴォルザークらしいというか、哀愁漂うメロディーがなんとも言えません。演奏会のタイトルどおり「スラブの世界から」を感じられる1曲でした。

 

ドヴォルザーク自身、チェコ人としてのプライドや、スラブ民族としてのアイデンティティが強かったのかどうか、私は知りません。ひょっとするとそうだったのだろうかなどと、曲を聞きながら思いを馳せていました。

でも、もしかすると、「チェコ人とは何か」「スラブ民族らしさとは何か」といったことに疑問を持ち、それを追究した結果、これらの曲が生まれたのかもしれません。

ふとそんなことが気になりました。

 

チェロのゴムツィアコフは、「名手」と呼んでいいのではないかと思われます。とても芯のある、深い響きを醸し出していました。「チェロっていい音色だな」と、ほれぼれする思いで演奏に耳を傾けていました。

 

アンコール曲のバッハも、チェロの深く艶のある音色が会場を包み、聴衆を魅了していました。圧巻でした!

 

休憩を挟んで、2曲目に演奏されたのが、ドヴォルザークの交響曲第8番。こちらは、名曲○選に必ず選ばれる曲だけあり、いいです。クラシックになじみのない方も、一度は聞いたことがあるはずです。

 

CDはもちろん、演奏会でも何度も聞いている曲ですが、昨日も本当にいい曲だなと思いながら、演奏に酔いしれていました。

何度聞いても飽きないし、4楽章、どれもすばらしいとしか言いようのない、まさに名曲です。

 

ただ不思議なことに、演奏する人(指揮者やオーケストラなど)によって、まったく違うんですよね。

これは、ドヴォルザークのこの曲に限った話ではありませんが、名曲と呼ばれる曲ほど、その差が出やすいと言えばいいのでしょうか。

昨日の演奏は、若干、きれいにまとめられすぎというか、メリハリみたいなものがやや不足していたように感じました。これは、好みの問題でもありますが、私は、ドヴォルザークの心情や感情の起伏のようなものを曲から感じたいので、もう少しキレがあって、間を大事に、さらに緩急強めの演奏だとうれしかったかな。

 

素人に言われたくないだろうけど、言わせてください!

 

お亡くなりになられた飯守泰次郎さんなんか、そういうのが上手というか、ドヴォルザークになりきって指揮をされていたので、身震いするような演奏だったことを思い出します。もう聞けないと思うと悲しいです。

 

 

 

 

 

以上です。

 

実は、今お世話になっている日本語学校で、専任教員にならないかとお誘いを受けているのですが、専任教員になったら終業時間の関係で、平日のコンサートに行けなくなるんだよな~

 

なにせ、田舎なもので、大阪まで1時間かかるので...

 

そこ、悩みどころじゃないですね笑い泣き

 

さて、今日は(今日こそは)気合を入れて普通形の課の授業準備を終わらせます筋肉

 

皆さまもすてきな1日をお過ごしくださいハートのバルーンハートのバルーンハートのバルーン