学生任せ | 日本語教師の独り言

日本語教師の独り言

日々感じたこと、思ったこと、楽しかったことなどを綴っています。
クラシックのコンサートに、ときどき行くので、そのことも備忘録的に書きたいと思っています。

皆さま、おはようございますニコニコ

 

今日は、雨が降るとか降らないとか...傘

梅雨どきなんで、仕方がありません。

昨日、がっつり洗濯したので、洗濯物は大丈夫Tシャツ

 

今日も、家でおとなしく過ごすとしますかびっくりマーク

 

さて、

 

 

 

 

 TODAY'S
 
学生任せ

 

 

 

 

というお話ですてへぺろ

 

6月の上旬に、日本語学校の教務主任から、「教務関連の都合でどうしても予定を空けたくて、代講をお願したいのですが...」と依頼を受け、快諾(←断れなかっただけ(笑))

 

その結果、6月に2回、7月に1回の計3回、主任のクラスで代講をすることになりました。

6月の2回は、無事に終了。

あとは7月の1回を残すのみ!と思っていた矢先、

 

 

 主任:すみません、まる先生、来週の水曜日か木曜日か、

    代講をお願いできませんか?

 私 :す、水曜日なら、な、なんとか...

 主任:ほんとうですか!ありがとうございます!

    じゃ、水曜日、お願いしますねッ!

 

 

ってな流れで、来週の水曜日も代講をすることになりました。

というわけで、7月は1回ではなく、2回となりました大泣き

プレッシャーやわぁ~泣

 

 

で、本題!

 

 

この前の金曜日、主任のクラスでの代講でした。

 

授業内容は、次のとおり。

 

 ・漢字や文法の確認テスト

 ・漢字や語彙の導入

 ・「~たほうがいいです」という学習項目(いわゆる文型)の

  導入・練習

 

主任のクラスは、3クラスあるうち、できる学生たちが集まったクラスです。

なので、とてもやりやすいというか、指示がよく通ります。

ちょっと高度なボケも、きちんと飲み込み、笑いが生まれます。

 

 

さすが!

 

 

そんなことを思いながら、漢字や語彙、文型導入、そして簡単な練習までさっさ~っと済ませました。

最後に、今日学習した「~たほうがいいです」を用い、「体調がよくない友達にアドバイスできる」という目標を達成してもらうべく、

 

 

 

 

こーんなワークシート(ってかメッセージを書く用紙)を配布。これに、それぞれ友達の様子を見て、あるいは知っている情報をもとに、

 

 ○○さん、疲れていますね。

 ゆっくり休んだほうがいいですよ。

 

 ◇◇さん、いつもお酒を飲んでいますね。

 あまりお酒を飲まないほうがいいですよ。

 

といった具合に、アドバイスを書き込んでいってもらおうと思っていました。

 

そこで、学生たちにもそのように指示をしてタスク開始。

ほどなくして、ある学生が、

 

 

「友達に聞きますか?」

 

 

って言うので、

 

 

「聞いてもいいですよ」

 

 

と答えました。あまり知らない/親しくないクラスメイトもいるかもしれないので...

 

ところが、その学生の様子を見た他の学生が、

 

 

 

おもしろそう

 

 

 

と思ったようで、一組二組と増殖し、インタビュー合戦に!

クラス内を自由に動き、めいめい話し合っていました拍手

 

学生たちが楽しそうにしている様子を見て、

 

 

 

まぁ、いいか!

 

 

 

と思うようにさせました笑い泣き

 

私のタスクの出し方が悪いだけなのですが、こういう感じで、学生たちが自らルールを編み出し、そのタスクを遂行するってことがよくありますアセアセ

 

今回の場合、

 

 

まず、悩みごとや困りごとをいくつか書かせ、それを回し、アドバイスを書き込んでいってもらう

 

 

 

という具合にしておけばよかったのか?などと反省しました。

 

でも、それだと固定的になってしまい、自由さが失われます。

今回のように自由に動き、友達と話をすることで、思いもかけぬ発見や気づきがあったと考えられます。

 

回収したシートを見ると、それぞれにユニークなものが出てきていました。

本来は、きちんと先(ゴール)を見据え、授業を組み立てないといけないのですが、いつもこんな感じで学生に救われていますイヒ

 

さてさて、そんな思いを抱きながら、このあと来週の授業準備をすることにしますウインク

 

では、皆さまもすてきな1日をラブラブラブラブラブラブ