皆さま、こんにちは
週末のひととき、いかがお過ごしでしょうか
私は授業準備をしたり、日本語学校の事務関係のお手伝いをしたりして過ごしております。
今日の午後からお天気は下り坂とのことです
晴れ間を有効に活用したいところです
話は変わりますが、「まるごとたまご」なるパンを見つけ、買ってみたところ、とってもおいしかったです!(笑)
さて、
生徒からのうれしい声
part①
というお話です
4月11日から高等学校で国語を教え始め、1か月が経ちました。
といっても初めの2週間ほどは、学校行事の一環として実施される発表会に向けた原稿づくりの準備作業のようなことをしていたので、授業らしい授業はしていませんでした。
本格的に授業をし始めたのは、4月下旬からです。
2年生2クラスと3年生2クラスの計4クラスを受け持っています。
2年生は「現代の国語」という科目を、3年生は「国語表現」という科目をそれぞれすることになっています。
ちなみに、「現代の国語」というのは「現代文」、「国語表現」というのは「コミュニケーション」とでも言えばわかりやすいでしょうか。
ところで皆さんは、国語の授業って
好きでしたか?
それとも
嫌いでしたか!
私は、
大好き♡
でした。余談ですが、妻は、
大嫌い✕
だったそうです
私は「国語」の中でも、言語の形式というか仕組みというか、いわゆる「文法」に関する授業が好きでした。
あとは「古文」、そのなかでも「漢文」が好きでした。
「変わり者だ」とよく言われていました
どちらかというと、「嫌い」あるいは、「どちらでも...」という捉え方の人のほうが多いかもしれません。
妻からも、それを前提に授業をしたほうがいのではないかとアドバイスを受けていました。
おっしゃる通り!
ただ、私は「国語」を好きになってほしいと思っています。
なぜなら、「国語」は自分の「ことば」を学ぶことであり、その「ことば」はすべての(特に思考する際の)土台となるものだからです。
だから、「ことば」の学びが「嫌い」だなんて、なんだかもったいない気がしてなりません。
おそらく、初めから「国語」が「嫌い」だと言う人は少ない、いや、いないんじゃないかと思います。「嫌い」だと言っている人の多くは、小学校、中学校、高等学校と教育(国語教育)を受ける中で「嫌い」になっていったのだと思われます。
もし、そうだとした、とても残念なことではないでしょうか。
生徒たちがどういう思いでいるかは、よくわかりません。
できれば、私の授業を通して、「嫌い」な人は少しでもおもしろさを、「嫌いでも好きでもない」人には何かしら興味を、「好き」な人には楽しさを感じてもらえたらと、国語の授業づくりに勤しんでいます。
私が、授業づくりで大事にしていることは、
疑問を持つこと
そして、疑問を持ったことについて
考えてみること
できれば、それを
ことばにすること
です。
これらのことを、授業を通して生徒が「できた」のなら、授業としては成功ですし、生徒は何かを得、それが自信につながると私は思っています。
そううまくはいかないのですが...
それでも、先日、授業後に、ある生徒が私のもとにやってきて声をかけてくれました。
生徒A:先生の授業、おもしろいです。
わたし:え、ほんと? それはよかった。
生徒A:めっちゃ頭使ったって感じがします。
わたし:疲れたんじゃない?
生徒A:はい、たくさん考えましたから。
わたし:もっと楽しめるように頑張るね。
わずか、これだけのやりとりですが、私にとってはとてつもなくうれしい出来事でした
声をかけてきた生徒は、2年生の1つのクラスの生徒です。2年生の2クラスはどちらもおとなしい生徒が多いのか、授業中、私の問いかけに対して、反応が薄く(というよりなく)、「大丈夫かな」と心配していました。
最近、「話してもいいんだ」「何か言えばいいんだ」ということに気がついたのか、ポツリポツリと声を発してくれる生徒が出てきました。今回、声をかけてきた生徒もそのうちの一人です。
声を発している他の生徒や、声は発していないものの何か言おうとしている生徒も同じような思いを抱いてくれているといいのですが...
実は同じ日に、もう一つのクラスでも、授業後に生徒から声をかけられました。その話は、また明日
今日は、夜8時から月に一度の「読書会」です。
読めてないんですよね
というわけで、午前中は授業準備をして、午後からは読書に励むとしますか
皆さまも、すてきな1日をお過ごしください