まずは前回の正解発表からまいりましょう。
第570問 正解:ギャレー
航空機の他、列車、船舶の調理室も「ギャレー」と呼びます。
それでは本日の問題です、第571問!
「何人も、公共の福祉に反しない限り、居住、移転及び職業選択の自由を有する」
日本国憲法において「職業選択の自由」を定めているのは第何条でしょう?
皆さんは働くにあたり「ゼネラリスト」「スペシャリスト」どちらを目指したいですか?
ゼネラリスト・・・複数分野にまたがり業務を行い、広く知識や技術を身につける
スペシャリスト・・・特定分野に集中して業務を行い、深い知識や技術を身につける
私は・・・与えられた仕事の環境に流されていたかな?
添乗専門職としてツアコンをしていた時代は「スペシャリスト」を目指したいと考えていましたし、
教務、就職指導、広報など、複数業務を担当している現在は「ゼネラリスト」でありたいと考えます。
そんな、仕事の環境で流されている私ですが、大切にしていたことがあります。
それは「仕事を選ばないこと」。 任された仕事は・・・信頼があって任せられたのだから期待に沿う、
自分が成長できる、さらに仕事を任せてもらうチャンス!・・・と幾度かの経験で心得ていたからです。
ツアコン時代は、ご依頼いただいた仕事は、行き先、お客様で選ばず、スケジュールが合えば
すべてご一緒させていただきました。 初めて訪問する国や地域もチャンスと考え、文化や地理を
あたかも行ったことがあるかのような話しぶりができるほどに勉強して添乗に臨みました。
専門学校の教職に就いてからも、現在の仕事であるキャリア・デザインの資格取得の機会、
経営大学院へ進学する機会、簿記検定の社会人講座の講師を担当する機会などなど・・・
多くの任されごとには果敢にアタックしてきました。 そして、仕事を選ばず、任されごとを
チャンスと考えるうちに「広い視野」を持つことができるようになったと考えています。
働く価値観、考えは人それぞれですから、働くスタイルは「ゼネラリスト」でも「スペシャリスト」でも
個人の自由で良いと思います。 しかし、広い視野を持つことは、どの働き方をするにしても
大切であり必要であるでしょう。 こんな内容の話を現在就職に向けた授業の中でしています。
学生が社会に出た時にちょっと思い出してくれると嬉しいです。 広い視野は損しませんから。