燕岳に登った翌日は雨
午後2時過ぎ、雨があがり松本市内から安房峠に向かう
 
今日は峠道途中の焼岳登山口で車中泊して、明朝に自転車で上高地に行く計画です
 
沢渡、アカンダナ駐車場は上高地へのアプローチが長く、最短は焼岳登山口駐車場です
 
登山口駐車場に行くと案外と標高があり、上高地から自転車で戻るのはたいへんそうだ
焼岳登山口付近
 
麓に自転車を置いて、歩いて戻り自転車回収も考えたが距離が3kmあってきつそう
 
登山口駐車場は斜めで寝づらかったし••
 
もっと麓近くで適地がないか探す
 
中の湯温泉より下で車中泊できそうな場所があった
4-5カーブの中間です
 
自動車専用道路ができて峠道がマイナーになってからはクルマがあまり通らないのでうるさくはない
 
自転車を組立て、木立ちに立てかけ、今日の寝床を整える
F/R変速機無しの自転車は今回はギア比を小さく、下りでクランク(と共に足)が回されないようにしたアップダウン対応型で
 
リア・・固定ギアからシングルフリーギアに変更
 
フロント・・インナーギアを使用し、チェーンの長さをコマ数を減らして調整してます
 
踏み込めない上り坂はさっさと押し歩きます
 
スライド式リアキャリアを付けているが工具を忘れてスライドできず役立たず
フロントの折り畳みカゴに頼る
 
寝苦しい車中泊を明かし4時30分起床
 
釜の蓋が開く5時に合わせて出発
釜トンネルまで7分
 
入口で止められ注意説明を受け、自走証明書とも言える説明書きを渡される
釜トンネルはいきなり10%上りから始まる
最初から諦めて全長1,200mを押して歩く
 
次の上高地トンネルは長さ半分程度でアップダウンがある
最初のダウンは乗って、あとは押して歩く
 
40分かけて大正池に到着
大正池は霧の中
装備、靴は山歩きと同じです
 
上高地トンネルを抜けたら、多少のアップダウンをバスターミナルまで乗って行く
 
クルマが少ない早朝の林間コースで心地良い
6時 バスターミナルに到着
自転車を自転車置き場に置いて徳沢キャンプ場まで散策する
行きは河童橋を渡って明神池側の左岸を通る
 
通行注意の貼り紙があるせいかも知れないが早朝で通る人が少ない
6時45分 岳沢登山口からの眺め
明神池に向かう途中の遊歩道にて
朝日を受けた木々の露が湯気立ち趣きがある
 
明神池の横に神社、鳥居があり、池周りを散策するには拝観料が必要なので池の方には行かない
 
7時50分
神社前の嘉門次小屋を過ぎ、明神橋を渡って徳沢キャンプ場方面へ行く
 
徳沢ロッジ手前からの眺め
9時 徳沢登山口に到着
 
今日は山歩きする気になれず折り返す
帰りは右岸を通ってターミナルまで戻る
 
こちらは人通りが多い
 
バスの時間が気になっているのか、なんか忙しなく歩いている人が多い
 
山が迫る比較的単調な景色が続く林間を通り、河童橋まで戻ると開けた景色になる
霧が晴れて河童橋からの眺めもくっきり
ちょっと活気づいた焼岳の噴気が見える
11時 バスターミナルに到着
 
YAMAPの記録を終了して、大正池を撮りながら来た道を自転車に乗って戻る
トンネル内は早朝と違い、クルマの巻き上げる粉塵が多いのでマスクをする
 
 10%勾配を下る自転車はカーブのきつさ、荷物もあって爽快というよりは恐怖
 
釜トンネルを出たら、上り坂の峠道を息絶え絶え自転車を漕いで行く
 
押して歩くより乗って行くのがましな程度の勾配です
 
麓から泊地点の距離は体力的になんとかOKで12時に到着
 
行動時間は7時間
自転車を積み込み、高山側に下って帰った
今回の燃費は満タン方では23km/L程度
軽油は安曇野市が松本市より安かった