ハイスピードプーリーに交換する続編
ちょっとトラブルがあった
・ プーリーホルダーを入手したので(変速)プーリーとドリブンプーリーを外す
ナットがインパクト締めか相当きつく締まっていてメガネレンチで緩まず、ホイール用トルクレンチで外した
ドリブンプーリー側もしかり
組戻し時は規定トルクなので次回はメガネレンチでいけるはず
・ KN企画 強化Vベルトを取り付ける
▲印方向を前方向け装着する
付いていたベルトが摩耗しているのか比較して幅が約0.5mm広い
・プーリーを外し、ドリブンプーリーは外さずとも手前にずらせばベルトを掛けられる
・ベルトを引っ張りながら、前のシャフトカラーに掛ける
・ プーリーにウェイトローラーを装着する
付いているローラーは摩耗して一部に平面があったので付属の新品ローラーを使う
ローラーが通るランプウェイにグリスは付いてない
インターネットで調べると、付ける、付けない 両論あるがローラーは転がりでなく滑って移動するらしい
なので摩擦低減のためランプウェイ、ローラーにシリコンスプレーを吹き付ける
ローラーの向き(樹脂開放側が左)を確認して横綱プーリーにローラーを入れる
横綱は立ち上がり角度が多少緩く、端面は薄肉で耐久性が低いとする所以である
ランププレートを取り付けて純正品との違いに気付いた
シャフトに平面の切欠けがある
ランププレートのシャフト穴が純正品は切掛けに合わせた形状で組み合わせるとシャフトとプレートが連れ回りする
横綱は丸穴なのでシャフトとプレートは連れ回りしない
適合対象ジャイロキャノピー中期・後期(TA02-1100001〜) ということで購入したが、この形状はTA03ではナットをきつく締めても滑るだろう
そのままでは使えないが、捨てるのは惜しいのでランププレートをシャフトに合わせて改造する
穴周りの一部を叩き出して純正品と同じようにシャフトの切り欠きに掛かるようにする
・ 両側からハンマーで叩いて潰し出す(片面では耐久性に不安があるので接触面を多くする)
・ シャフトの切り欠きに収まるように潰した部分をヤスリで整形する
・プ-リーのシャフト穴にグリスを付け、プーリーにランププレートを嵌めてシャフトに通す
・座金を嵌めてナットを締める時にベルト中央部上下を握るとベルトとプーリーが馴染んで作業がやり易い
・プーリーホルダーでプーリーを固定してナットを規定トルクで締める
・クランクケース、ホイールを組付けて完了
片付けで気付いたが、横綱プーリーのパッケージに純正品は大きくて入らない
横綱プーリーが一回り小さく、ランププレートも写真で見ると小さい
【試乗】
・ 最高速度はメーターが振り切れ正確でないが62km/h以上
レブリミッターに届かない(交換前54km/hでレブリミット)
追記
レブリミットはメーターで65km/h?
・出だしの加速が悪くなった
プーリーランプウェイの角度の違いか?
・クラッチの繋がりが早い感じ(エンジン低回転から繋がる)
・45km/h程度のハーフスロットルでエンジンの振動、騒音が少ない
交換前はこの辺りから振動、騒音が大きくなっていた
次回のウェイトローラー交換時に重さの検討と横綱付属のクラッチスプリング利用について考える