監督 武内英樹

出演:阿部寛、上戸彩、北村一輝、竹内力、宍戸開、キムラ緑子、勝矢、笹野高史、市村正規

公式HP http://www.thermae-romae.jp/index.html

Wikipedia http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%86%E3%83%AB%E3%83%9E%E3%82%A8%E3%83%BB%E3%83%AD%E3%83%9E%E3%82%A8

濃い、顔が濃い。
日本人だけど、顔が濃くて、すんなり古代ローマ人という設定に入れる。
古代ローマの歴史を扱っているけど、登場人物が少なくて簡略化されているのでわかりやすい。
構えてみる必要はないし、予備知識はむしろ邪魔。
濃い顔と平たい顔族という設定を最後まで楽しめばいい。
面白いかといえば面白い。
穿った見方をしたらきっとつまらなくなるだろうから、娯楽として考えればいい。
それでも、阿部寛や上戸彩の存在感は、役者としてここにありという感じ。
いつの間にこんなに・・・
阿部寛と言えば、トリックやバチスタシリーズの嫌味なエリートみたいな役ばかりと思っていたけれど、ちがった感じの役も充分できるんだと見せ付けてくれた。
上戸彩もアイドル女優からすっかり脱皮して、女優としての存在感をしっかり持っているようになった。
緩いコメディーで、話が分かりやすく深さはないしキャラが掘り下げられたり練られたりはしていないけれど、お風呂が似合う平たい顔族の爺さんたちが結集していて、こんなに日本の爺さんたちは風呂に似合うのかと驚いてしまった。

お風呂万歳な映画である。

俺的には80点!



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