昨日、主人が千葉への出張を控え、電車の乗り継ぎ時間を確認しに駅へ出かけました。
すると、韓国から来られたというお二人連れの方が、行き先までの交通手段に困っておられたそうです。
主人は「Can I help you?」と簡単な英語で声をかけ、行き先を尋ねたところ、なんと主人が日頃から親しくしている旅館の名前を言われたとか。
ご縁を感じた主人は「では私がお送りします」と車で旅館までお連れしたそうです。

帰宅してから車の後部座席を見ると、お礼の気持ちでしょうか、封筒に入ったお金が置かれていました。
すぐに旅館へ連絡を入れ、「明日、妻が伺ってお届けしますので、お帰りの際にお二人にお返しください」と伝えたとのこと。
そして今朝、私が主人を駅まで送り、その足で旅館へ封筒をお届けしてきました。

主人は、困っている方を見かけると放っておけない性分で、言葉が通じなくてもできる限りのことをしようと行動に移します。
そんな姿に、あらためて人のやさしさや思いやりの大切さを感じた出来事でした。

千葉までの電車・新幹線の乗り継ぎ長い時間お疲れになりますでしょう、気を付けて行ってらっしゃい。