障害のある子と行く
心豊かになる旅のプロデューサー
山本のり子です。
私は、自閉症の息子を育てながら
障害のある子と親が一緒に旅をする
「ツアードウ」という旅行事業を
やっております。
多くのブログからアクセスいただき
ありがとうございます。
今日は「宮古島到着日」の続きを
書いていきます。
絶好のお天気の中、
伊良部島と下地島を観光できて、
まだまだ観たかったポイントあったけど、
疲れたし、暑いし、お腹もすいたので、
宮古島へ戻って、スーパーへ
朝食の食材調達する事にしました。
この頃から、私の息子がしきりに
「ホテル！ホテル！」と言い始め、
リュックからスケジュール表を出しては、
やたらに確認していました。
元々、先の予定が気になるタイプなので、
どこかへ行く時はもちろん、
普段の生活でもスケジュール提示が
とても有効なのです。
ただ今回の息子のスケジュールは
私がバタバタしてて余裕がなく、
かなりアバウトなものしか準備できず、
「もっとわかりやすいの作ってあげればよかった！」
・・と、後悔しつつも、
目の前の絶景を記録に収めたくて、
宮古島の魅力を多くの方々に伝えたくて、
車の助手席からスマホ握り
ひたすら動画を撮っていました。
宮古島はそれほど大きくないので、
車さえあればすぐに
中心地へ買い物に行けます。
さとうきび畑だけじゃないんですよねー（笑）
まずは観光客に人気の「島の駅みやこ」へ。
ここでは朝食用の食パンに、
今食べる用の菓子パン、
酒好きのダンナは地酒コーナーをウロウロ、
「琉球王朝」を購入してました。
一方、Nさんは「Ｔシャツ」を買ったとのこと！
「この子、どこか行くと必ずＴシャツ欲しがるの」
「いいね～楽しみあって。ウチなんか食欲だけ、物欲ないの」
「羨ましいよ～！だって結構な出費よ、今日のは3,500円！」
「え～高い～！キツイね（笑）」
「しかも『ゴーヤ柄』・・趣味悪すぎ～（大笑）」
そして次は「マックスバリュー」へ。
朝食の食材買いに来たのだけど、
新鮮なお寿司や、珍しい沖縄のお惣菜に目移り…
だいぶ疲れもたまってたので、
夕食は予定していたレストランをやめて、
各自ホテルの部屋で
好きなものを食べることにしました。
「こんなに食べれる？」
ってくらい買いまくって、
ようやくホテルへ向けて出発！
時計を見ると17時30分。
宮古空港に着いてから3時間たってました。
なんとなく息子が気になって
後部座席を振り返ると
顔面ヒクヒク、身体に力が入っていて、
てんかん発作が起きていました（涙）
すぐに車を路肩に止めて
(サトウキビ畑の田舎道で止め放題！)
シートベルト緩めて体を支えると
少しして意識が戻りました。
なんとなく辛かったのかな、
休憩したくて「ホテルと言ってたのかな」
思い返せば、朝7時に家を出て
3時間のフライトに耐え、
やっと外に出て、自由に歩けても
この暑さと湿度。。。
普段から気圧と気温の変化に
影響を受けやすい息子。
今日の気圧と気温の変化は
最大級だったよね。
なんでもっと気をつけてあげられなかったんだろ、
なんでこんな過密スケジュールたてちゃったんだろ、
なんで別行動にしてあげなかったんだろ、
なんで写真ばっか撮ってたんだろ、、
これって何を一番に考えてた？？
苦しんでいる息子を支えながら
自問自答しながら、
「私にとって1番大切なこと」
を涙をこらえながら、再確認していました。
すると息子の口から
「ホテル行くよ・・」と言葉が出たので、
再び車を走らせました。
4年前に初めて宮古島に来た時と
同じホテルを選びました。
コンドミニアムタイプなので、
自炊したり洗濯できたりと、
自宅にいるような感覚で
過ごせるのがポイントです。
部屋に入ると目の前に広がる
宮古ブルーの美しい海！
息子に少し眠るように言いましたが、
夕食のお寿司やおかずが気になるようで
買ってきたお惣菜をテーブルに並べ
片っ端から食べまくっていました。
（元気になった証拠！！）
テラスで仕事の電話してたダンナの分は、
ほとんどないくらいでしたーー（笑）
↑ 旦那はこれ。朝食べる予定だった「ゆし豆腐」のサラダ（笑））
「あ～今日は本当に疲れた・・」
とお風呂の準備をしていると
Sさんからお見舞いの電話が。
息子は元気になって
夕食もバッチリ食べたと報告すると、
とても喜んでくれ、聞いて欲しい事があると。。
「さっき気づいたんだけど、私、裏起毛のパンツ履いてたの！」
「えーー！暑かったでしょ、なんで？？」
「娘の事で頭がいっぱいで、自分の事はテキトーだったみたい」
「なんかわかるわー（笑）」
「宮古島の暑さハンパないな～と思ってたけど違った（笑）」
2人で爆笑しました！！
そして明日の天気は、、
気象情報によると「激しい雨80％」の予報！！
次回は、今回泊まった「ホテル」
のご紹介でもしようかな～と思います。
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