バレンタインは消滅しました。

20XX年 2月14日

「リア充どもを…リア充どもを…」
「皆のものぉぉぉぉおお!武器を取り、戦の準備をしろぉぉぉぉおお!」

2月14日 バレンタイン。
この日はバカ騒ぎをする日、そして非リアどもが涙を流す日でもある。ちなみに俺、馬連太輔は後者である。おい、誰だ『可哀想wwwww』っつったやつ。表でろクソが。
まあ、そんな事はどうでもいいんだ。問題は外のリア充どもがクッソうるさくて女をぶち犯してやりたい。男はサンドバッグにしてやりたい。まあクソニートの俺にはそんな力も度胸もn
ズガァァァァァァァアアアン!!
…は?いや、は?うんなにかおかしい。玄関からドアが飛んで来たよ。火薬臭いよ。よく見てみたら外が地獄絵図だよ。カップル吹っ飛んでるよ。文字どうりリア充爆発していやg
「おい」
あれ?おかしいな?俺の部屋でドスのきいた声が聞こえるぞ??
「おい、生きてんなら返事しろ」
「ぅひゃい!」
何この人!怖っ!迷彩服身につけたヤのつく人がいるし!ショットガン(?)持ってるし!他にもなんか銃器背負ってるし!と、とりあえず…
「どうやって部屋に?」
「ああ、すまない。ショットガンで鍵ぶっ壊して扉を蹴り飛ばしたのはいくらなんでもぶしつけだったな」
「いやいやそうじゃなくて!」
やべえ話しが通じねえ。俺絶対殺されるかも。
「では、いくぞ馬連」
「へ?どどどどど、どこに!?」
「HAHAHAHA何を寝ぼけた事を言っておる?リア充を蹴散らしに行くのだよ」
…。
「さ、行くぞ」
「いやちょい待ってなんかおかしい」
「? ああ、すまない名前を名乗ってなかったな。私はニア=ネラヴだ。ニアと呼んでくれ」
「ごめんそうじゃない。なんで俺なの…ですか?」
「ああ、そういう事か。非リア充だから。以上」
「そういう事かなるほど。うんおかしいよねニア。何で俺なんかに声かけたの?」
「非リア充だk」
「もうそれはいいから。もうちょっとちゃんとした理由をちょうだい?」
「む?ちゃんとした理由…」
待つこと(正確には片付けつつ)5分…
「FPS強いからじゃ駄目?」
「いいわけねえだろクソがぁぁぁぁぁぁあ」
こいつ、考えてそれかよ!しかも俺FPS強くねえよ!
「そんな事はどうでもいいんだ。今日が終わる前にリア充どもを蹴散らすんだ。じゃあいくぞ馬連」
「えっちょっ!」
俺はニアに担がれて外へ出て行った。もちろん俺に拒否権は無かった。

外ではもう戦争が始まっていた。さっきのリア充どもの悲鳴はこいつらのせいだったのか。それにしても…
「仲間多くね?」
見えるだけでも迷彩服に身を包んだ人が数百、いや数千?
「日本各地からどうしを集めた。中には自衛隊もいるから戦力も申し分ないはずだ」
自衛隊に犯罪を侵させるとか何を使ったんだ。帰りたい。
「ではいくぞ馬連!」
「ぅおい!俺の武器は!?」
それからは日本各地でリア充どもを蹴散らした(死んではいない)

~7時間後…~

『我らはリア充どもに勝利したっ!』
ニアは力強く宣言した。勝った。俺たちはリア充どもに勝ったんだ!もう俺も途中からノリノリだった。何だろう、この満たされた心は!とても素晴らしい!
『しかし、』
リア充の山の上にいたニアの表情が曇った。
『この中にリア充、裏切り者がいるっ!』
!?何故だ!俺たちは命をかけ合った戦友。なのに何故裏切り者がっ!皆がそう思ったその時、後方で一人の仲間が捕えられた。
「貴様か」
ニアは今までで一番のドスの効いた声でそう言った。
「違うんだ!俺はただ、リア充になりたかっただけなんだ!なあ!わかってくれるだろ?なあニア!!」
今になって命乞いをするこのゴミはっとっとと始末しちまえニア」
いつの間にか作戦参謀になっていた俺はニアにそう言った。
「ああ。そうさせてもらう。」
そう言って銃口を突きつけたニアはゆっくりと引き金を…
ー待ちたまえ諸君ー
男なのか、女なのか。ましてや、若いのか、年老いているのか分からない声が頭の中に直接響いた。
「だ、誰だ!」
ニアや他の仲間も周囲を見回していた。どうやら聞こえたのは俺だけじゃないらしい。
ーそうだな…便利上非リア神と名乗ろうー
声の主-非リア神-はそのまま続けた。
ー私はきみたちにこんな事はして欲しくないー
ーリア充、非リア充が世界の均衡を保っていた。だが…ー
ーきみたちはその均衡を壊そうとしているのだよー
「…。」
ニアは、いや仲間全員が黙って非リア神の話しを聞いていた。
ー…。ー
「…しかし、」
沈黙を破ったのはニアだった。
「しかし、私たちはその均衡を破壊してしまった。もうこの世界は…」
ー案ずることはないー
ーまた世界を作り直せばいいのだー
非リア神はそういった。だが、どうやって?
ーきみたちには我が城、アッーダムの庭にきてもらう。そこで世界を作り直そうー
「は、はい!」

こうして、世界はリア充と非リア充との均衡が保たれたものに作り変えられた。ちなみにその世界は男しかいないとか。






おまけ

ニアの非リア軍活動記録
非リア銃を開発。これで私の銃器を総動員させることなく、リア充を消すことができる。反動は少なく初心者でも扱いやすい。銃以外にも、手榴弾タイプもある。
効果
・リア充のコミュ力、顔面偏差値を著しく低下させ、3年ほど仮死状態にする。

クリスマスに一人でデートスポットに侵入し、作戦を開始。近くの警官に連行されあえなく失敗。

次の作戦決行日を2/14とする。それまでに仲間を集めなくてはならない。

仲間は大分増えてきたがたまにリア充になったから抜けたいと言う奴が私の元に来る。もちろん非リア銃の餌食にしてやった。

2/14当日。作戦決行。最後の同志の勧誘へ向かう。名前を馬連太輔と言うらしい。どんな非リア充か楽しみだ。

今回の作品は私、まくるの相方が考えた作品です。