年末突然思い出してフラバするきっかけになった安藤美姫さんのあくびをした子供に対する指導ですが、今の回復しつつある私からすると指導ではないとお伝えします。

 

安藤美姫が海外の子どもにフィギュア指導、「名コーチぶり」に称賛続々

 

当時フォローしていたブロガーさんがこの指導とされる言動を大絶賛されていて当時は「こういうものなのかな?でもなんか変。たくさんの人が絶賛するのだから良い点はあるのだろうなぁ。」と命の危険の状態がフラバするのと同時に低血糖の自分の無さのため戸惑っていました。回復していて自分の感情を肯定出来て自分の頭で物事を判断できるようになった今、これはおかしいとお伝えすることが出来ます。

 

まず、あくびは悪いイメージがありますが低血糖状態になったためにエネルギーを持続させようして起きる行為です。

私も過去滅茶苦茶緊張して集中するとあくびが良く出ました。

集中しよう会得しようとと意識を集中すれば集中するほど酸欠になって意識が遠のくんです。

そういえば、術後のマリヤの院長も診察中あくびをされていました。

予約時間を遅らせてもらったために午前の診察を伸ばしてしまって院長に負担をかけてしまったためです。

その後勤務時間を調整されたこともあるのか以前のように元気に診察して下さいました。

 

頑張ってストレス過多な状態で何とか集中してやりとげようとした際に出るものなんです。

つまらない、興味が無い、対面している相手を馬鹿にしている、こんなイメージがこの世の中に浸透しているのがおかしいです。

 

ダルビッシュさんも開幕式であくびが出たと叩かれたそうですが、炎天下行進をして疲れた結果、直立不動で面白くも無い話を延々と聞かされてしかも、全国の人に見られている。これは非常にストレス過多で心身に非常に負荷がある状態です。しかも、テレビ慣れしていない子供です。必死に異常な状態に適応しようとした結果があくびです。

ダルビッシュ有が否定する日本の根性論。「根性論のないアメリカで、なぜ優秀な人材が生まれるのか」

 

あくびをした、失礼だ!と叩く前に、あくびをした人がどれだけストレス過多で無理をしている状態なのかを知って欲しい。

昨日唾液が出るようになってからよく噛むようになったとお伝えしたのですが、自分が出来るからと言って他人が出来ないのはその人の人間性のせいだと責める風潮にNOを言いたい。自分でもどうしようもない生化学的反応が人間の言動のほとんどを占めている現状です。

 

安藤美姫さんは多分ですけど、否定的な印象であるあくびをしたことから自身を軽んじられたと感じたのだと思います。指導する側と指導される側には強い上下関係が必要で上の立場の言うことは絶対であり下の立場の人間に服従させることに重きを置いた日本の教育が表れています。上の立場の人間が下の立場の人間を服従させることが目的となっていることが教育とされている。

 

2019年に第7回全国高等学校ダンス部選手権 (DANCE CLUB CHAMPIONSHIP)で優勝した同志社香里高校のHPをシェアしたい。同志社香里高校は生徒たちがダンスの振り付けを考えた結果優勝しました。学校のダンス部は講師が振り付けを指導するのが当たり前だと思っていたので驚きました。

 

 

コーチ と 呼ばれる人の 多くが 経験則 として、「伝達力」 「指導力」 「調和力」 に 長け、そして、「強制力」を 持っているのです。

我が国の コーチ像には 些かこの 「強制力」の 割合が 強すぎるのではないか と 思わせる状況に出くわすことが 多いのです。

その コーチの 力を 借りずに、生徒の 力だけで 優勝を 果たし、日本一に 輝いた ことは 紛れのない 真実です。

強制力」は 「信頼」 と 反比例 の 関係にある と 言えなくもありません。
つまり、「強制力」は 相手への「信頼」が 低ければ、高まるのでは ないでしょうか。

自由」は 相手を「信頼」することが 基本なのは 言うまでもありません。
同志社香里高校ダンス部員たちは 伝統的に 仲間を信じることが 出来ているのです。

彼女たちは、同志社コミュニケーション力の 高さ を 実証しているのです。

 

https://www.exzam.net/doshisha_page.htmlより抜粋

 

同志社香里高校の優勝は教育者が生徒の可能性を信じた結果なんだなと嬉しいです。

 

私の世代はギリギリ学校で体罰が容認されいて、男子への体罰は凄かったです。

女の子でもビンタされてましたし。

私は教師にビンタとかされたことは無いですけど6年生の頃、クラスメイトからのいじめはピーク時よりはマシになったのですが担任からいじめを受けることになりました。

 

服従させるという強制力も体罰も全て指導を受ける側を信じていないんだなと思います。

それは指導する側が自分を信じていないからなんです。

 

指導される側の能力を伸ばすためにはストレスフルな環境をまずなんとかする必要があります。

スポーツの分野でも教育でも、低血糖によるストレスフルな環境によって出来たストレスフルな人によるストレスフルな指導が存在しているなと感じます。能力や才能があるけどそのためにその道へ進まなかったりする人もたくさんいただろうし、こういった状態はもったいないな。植松努さんが可能性を大事にする教育の重要性を言われていて、子供の可能性を信じることが何よりも大事なんだと感じます。