本当なら昨日の夜中に書き上げる予定だったんですが、
ワタクシ疲れていたのか、いつの間にか
リビングで朝まで寝てしまい、気がついたら
長男がPCイジってて全部消えてました(笑)。
まぁイイけど…。
ほい。で、昨日は朝も早よから嫁に付き合わされ、
行ってきましたよ。「FOREVER 21」。
(それはセンチュリー)
店内は婦女子でごった返しており、行き場のない
僕と三男は外に退避。1時間ほど放置プレイと
相成りました。嫁にはベビーシッター代請求して
やろうと思います。(疲れた原因はこれが!?)
さてさて、本題に入りまして、時は2006年。
メンズ雑誌界のトレンドは
“ちょいワルおやじ”などの流行語を生みだした
「LEON」を中心に“男のモテコーデ”全盛期。
とにかく「モテ」のキーワードをつけとけば
企画が成立していたのだ。
FOREVER21みたいなファストファッションとは
真逆の高額アイテムが大人気で、渋谷系でも
そのスキ間に入り込めるのではないか…
という色気が出始めていた。
そんな時代の流れから、
新雑誌のコンセプトは、メンズエッグ大人版。
タイトルも、ちょっと大人の“ホロ苦さ”みたいな
ニュアンスを出したくて、
「メンズエッグ・ビター」に即決!
2006年4月、ビターは鳴り物入りで発売となった!
(一部の業界でw)
記念すべき創刊0号。表紙は奈良岡功祐
。
0号とはいわゆるパイロット版で、読者やブランド、
販売店などにキャンペーンを張るための物でもある。
彼については改めて書きたいと思います。
カメラマンを招き、結構本格的にやったなぁ。
スターティングモデルは、メインモデルの
功祐を筆頭に、新参のザニー、深野雄作、小橋忠広、
松下幸司、田辺しんのすけ、川島隼輔、小林善弘など。
いわゆるメンズエッグ本誌のメイン級モデルばかり。
当時、2代目編集長にコンプレックスのあった僕は
とにかく「創刊編集長」の肩書を欲していて、
なりふり構わずなんとしてでもビターを成功
させようとしていた。7月にメンズエッグ編集長就任を控える
保田にとっては、この移籍決定はたまったものではない。
若手モデルの人気が出始めたからと言って、
ビターに移ったモデル達に比べれば、まだまだ
ひよっ子。これではいきなりのペナルティーに
近いではないか! …まんま言われたワケではないが、
彼の言葉の端々に、こんなニュアンスが含まれて
いたと思う。
ハイ、確かに。おっしゃる通り。
けど僕は、完全に無視を決め込んだ。(鬼やなぁ~)
メンズエッグの中では年長者だったモデル達を
絶対に使いたかったし、ビターだけに出させることで
明確な差別化を計りたかった。僕だって譲れません。
伝説の「ビター」は、人間関係を巻き込んで、
やや難産だった。
つづく。