[映画][アクション]『G.I.ジョー』 | 映画・洋楽・パソコンまみれ

[映画][アクション]『G.I.ジョー』

G.I.ジョー(2009)
映画・洋楽・パソコンまみれ-G.I.ジョー
監督: スティーヴン・ソマーズ
上映時間: 118分

あらすじ
世界征服を企む悪の組織“コブラ”が、各地で活動を活発化させる1990年代。あらゆるものを破壊する威力を持つ最強兵器ナノマイトがコブラ一味の手に渡ってしまう。パリのエッフェル塔が破壊されるなど、コブラの脅威が世界各地を襲う中、アメリカ政府は世界各地の精鋭を集めた史上最強の国際機密部隊“G.I.ジョー”に願いを託す。

レビュー
映像・・・4
音楽・・・3
物語・・・3
演出・・・4
総合・・・4


映像の迫力は凄い!!CGのレベルは残念すぎ・・・

この映画では何かに付けて凄いアクションシーンが満載です
爆発や銃撃戦はかなりの迫力があります
ただ、その綺麗さなどは残念過ぎる物
何がCGでなにがそうでないかが丸わかり
予算かなぁ

主なキャスト
G.I.ジョー
チャニング・テイタム:デューク
デニス・クエイド:ホーク
レイチェル・ニコルズ:スカーレット
コブラ
クリストファー・エクルストン:デストロ
シエナ・ミラー:バロネス
イ・ビョンホン:ストーム・シャドウ
アーノルド・ヴォスルー:ザルタン


チャニング・テイタムは『ステップ・アップ』の主人公でした
レイチェル・ニコルズはやっぱりいいですね
非常に綺麗でした(サービスショットは無し)
シエナ・ミラーは元々余り好きではありませんでしたが綺麗でしたね
イ・ビョンホンもなかなか良くて、スタイルもいいし筋肉も凄かったです
役どころも中々はまっていて、ハリウッドでも結構いけそうですね
個人的に好きな俳優なので頑張って欲しいです
謎な役どころでアーノルド・ヴォスルーが出ています
ピンと来ない方は『ハムナプトラ』の1作目のボスと言えばわかるかと思います

この映画はストーリーは簡単です
アクション映画ですから、しかも子どもでもわかるようになっています
武器の開発・販売を行う会社"コブラ"がNATOの予算の元「ナノマイト」なるナノマシンを用いた兵器を開発
それを輸送中に自分たちで秘密裏に奪うことで私物化しようともくろむ
そんなところに秘密組織のG.I.ジョーが現れ食い止めよう

って、話

この時代背景として近い未来となっています
が、明らかに文明が進歩しすぎて違和感爆発でした
いくら秘密組織でも、砂漠のど真ん中に基地を建てようもんならすぐばれるし
一会社が北極に巨大基地をつくろうもんならもっとばれる
突っ込んだらおしまいですがw

互いに特殊スーツを着て戦います
そのスーツは、水圧と空気圧でパワーを自在に制御したり
工学迷彩も可能にしたりできます
この辺は夢があっていいです
敵側もナノマシンを注入されえた兵士が似たようなスーツを着て戦います
まるでゲームの『クライシスの実写版のようでした

でも、やっぱりアクション映画
納得の行かない部分も多く
G.I.ジョーの組織は非常に大きなものでした
組織の人間も100人は最低いる様な機関です
そのなかでも第一線で活躍する主人公は「ナノマイト」輸送中に攻撃されることでG.I.ジョーへ所属することになる
そんな新人(入隊テストは歴代でもトップクラスだったが)の主人公が、巨大組織の中で即実践へというのが
組織が巨大すぎて逆に違和感爆発


また、敵側の人間が「私たちの基地は核やナノマイトで攻撃されても防げる」といっているが
普通のミサイルで次々に爆発すること
映画的に爆破させるのはいいですが、最初にそう啖呵を切ってしまう必要はなかった気がします

このほかにも迫力を出すための変な演出だったりもいくつか出てきます


そうそう、この映画の売りのアクションシーンですが
上映時間2時間ちょいの中で4回大きな戦闘があります
大体30分ずつって感じです

また、ラストのエンディングの曲BEPの「Boom Boom Pow」のRemixが使われています(たぶんRemix)
ファンならそれも楽しめると思います

アクション的には楽しめましたし、敵味方関係なくキャストが良かったこと
私は好きではありませんが、続編作る気満々の終わりでした
なので、シリーズものとしてもオススメだと思います
ただ、今作のスケールがかなり大きかったので、続編はこける気がしてならないですがw

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