[映画][クライム・アクション]『スコーピオン』 | 映画・洋楽・パソコンまみれ

[映画][クライム・アクション]『スコーピオン』

『スコーピオン』(2001)
映画・洋楽・パソコンまみれ-スコーピオン
監督: デミアン・リヒテンスタイン
上映時間: 120分

あらすじ
刑期を終えて出所したばかりのマイケル。さっそくキャデラックを飛ばしてとあるモーテルへ。そこで待っていたのはマーフィーら4人のヤクザな男たち。5人は合流するとラスヴェガスへと向かう。ラスヴェガスではちょうど年に1度のエルヴィス・ウィークが開催中だった。5人は到着するや、皆エルヴィスのコスチュームに身を包む。実は、彼らはエルヴィスそっくりさんコンテストの出場者を装ってホテル内に侵入、そのままカジノの収益金をいただこうという魂胆だった。激しい銃撃の末、何とか大金を手にすることに成功した彼らだったが……。(Yahoo!映画)

レビュー
映像・・・3
音楽・・・4
物語・・・3
演出・・・4
総合・・・4


すっっっっごいB級

↑のはB級度合いが凄いのもありますが、むしろ
凄いのにB級
ってこと
ただ・・・・
こういうの大好きです!!

キャストは豪華
Mr.ブルックス 完璧なる殺人鬼』『守護神』のケヴィン・コスナー
ソルジャー』『バックドラフト』のカート・ラッセル
フレンズ』のモニカことコートニー・コックス
ほかにも
クリスチャン・スレイター
デヴィッド・アークエット
ジョン・ロヴィッツ
アイス・T
と豪華豪華
なんとポール・アンカまで出てます!
しかも、銃をぶっ放しまくりですw

こんだけ豪華なのに内容は超絶B級だってんだから楽しくてしょうがない

ストーリーは至って簡単
エルヴィスそっくりショーの最中にエルヴィスに扮してカジノ強盗
で、案の定取り分で仲間割れ
ボス役のケヴィン・コスナーが独り占め、皆を射殺・・・
と思ったら、主人公のカート・ラッセルは防弾チョッキで生きていた
復讐・金を取り返すために奮闘
と言うところに良い感じで水を差すコートニー・コックス親子
あわよくば横取りってんだから三つ巴

でもでもでも・・・的な

どうです?
つまらなそうなところが面白そうですよね(決して矛盾ではない)
強盗やら何やらのトリック的な物は至って簡単
さらに淡泊でさらっと強盗
えぇ~ってなるかと思いきや
そんな淡泊さを忘れさせてくれる凄まじい銃撃戦
この映画では余り金のかからないアクションが満載です
適度に笑いも混ぜてきますからね
テンポもなかなか良くて良い感じです

それにしてもカート・ラッセルの肉体の衰えっぷりは悲しかったですね
私はほぼ『ソルジャー』で止まってますからね
あの頃と一緒な訳はないんですけど・・・

そもそもこの映画を見ようと思ったきっかけが
先日放送された『守護神
前~にみてその時も結構好きだったので久々に見て他の作品も見たくなって、これ
ケヴィン・コスナーのはっちゃけっぷりが良かったです
悪役ながらも愛情を見せる・・・良かったです

コートニー・コックスは大好きですからその演技が見れただけでもめっけもんです
ベッドシーンはありますが何ら見せてはくれません
見たいけど見たくない
そんなハーモニカファンです(フレンズ知らない人は分からない表現ですみません)
このコートニー・コックス演じるヒロインがまた強い女の人で
色々問題を起こしたり解決したりあれやこれやかき回してくれます
好きになれない方は最後までウザいと思われることでしょう

その息子もなかなかウザくて自分だったら何度叩いてることかと言うほど悪ガキ
それでも、だんだん子供らしさと愛情を見せてくれるとたちまち可愛い子に変身です

本当この映画は銃撃戦が凄くて主要人物達はなかなか弾にあたりません
ゲーム並みの回避率です
結構色々な銃が出ているようでガンマニアも楽しめるらしい(私は知らん)

で、なにげに嬉しかったのがポール・アンカの出演
しかも最後の方で「マイ・ウェイ」が流れる、と
個人的に「マイ・ウェイ」はポール・アンカで聴いてきたので
シナトラエルヴィスだとどうもしっくり来ないんですよね
劇中で流れたのはエルヴィスのかな

てか、この映画エルヴィスを基盤に作っているのですが
そんな必要だったかという感じ
単に制作者側にファンがいたからって感じに見えました
まぁ私もエルヴィス好きだから良いんですけどね
でも賛否両論多そうです

そうそう、この映画ではエンドロールカート・ラッセルひたすらエルヴィスものまねをして終わります
なかなか見所ですw
かなりなりきっています
しかも、最後にNGシーンも入れてきます
最後まで楽しめました

何はともあれ私は好きな映画です

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