仕事であれ、私生活であれ、誰かに何かを頼む事は誰でも経験することでしょう。

こちらの頼み事に対して、快く引き受けてくれる人もいれば、何かと理由をつけて断る人もいます。

どうすればスムーズに頼み事を引き受けてくれるのでしょうか?

実は簡単な方法で、スムーズに頼み事を引き受けてくれるようになるのです。

 

 

 

・好意を抱いている人からの依頼は拒否しづらい


同じことを頼まれたとしても、それが誰に頼まれたかによって心理的に受ける影響は大きく違います。

 

つまり、人間は自分が好意を強く抱いている相手であればあるほど、その人からの依頼を拒否することが困難になるのです。

 

これは逆に考えると、相手に好意を抱かせることができれば、頼み事や説得も上手くいくということになりますから、様々なシーンで応用可能な方法と言えるかもしれません。
 

 

 

では、相手に好意を抱かせる近道は何かと言うと、これこそが「ほめる」ことなのです。

 

わざとらしくほめたってどうせ…などと考えずに、まずはほめてみてください。

 

人間はほめられると自尊心が満足し、満足させてくれた相手には必ず好意を持つということが心理学的にわかっていますから、ほめることの効果は想像以上に大きいのです。

 

相手をほめる → 好意を抱く → 説得できる

 

この流れをしっかりと理解すれば、スムーズに頼み事が可能になるのです。

 

 

 

 

 

 

 

良いところが一つ見つかれば嫌いな相手とも上手くやれる
 
・心のシャッターを上げる努力をする
 
職場の雰囲気を良好に保ち、仕事を円滑に進めるためには、好むと好まざるとに関わらず、嫌いな相手とも上手くやらなければなりません。
 
「あいつには良いところなんて、一つもないよ」などと言わずに、まずは相手の良いところを一つ見つける努力をしてください。
 
というのも、「嫌い」という感情は無意識に心にシャッターを下ろし、あえて相手の長所を見ないようにさせてしまうからです。
 
そして、良いところが見つかったら、多少無理してでもそこをほめてあげてください。
 
それがきっかけとなって相手の態度も変わり、更なる長所も見えてくるかもしれません。
 
嫌いな相手が減れば人間関係も良好になりますから、職場全体の雰囲気も変わります。
 
仕事に対する向き合い方にもポジティブさが生まれ、働くことが楽しくなるはずです。
 

 

続き→ほめる効果が何倍にもなる適切なタイミングがある