

粘土仕入れ 岡山県備前の里、粘土屋さん 仕入に行った
その日は工房で、ごそごそ仕事 窯出し完了 次の素焼き 白化粧乾燥の準備
午前中 粘土仕入れ、一度備前粘土仕入れ先と備前の町に行きましよう。と言われ
断ることもないので OK

岡山県は生まれ故郷であります
子供の頃、両親から苦労話聞かされていた 早くに大阪に引っ越したので 記憶にない
しかし 兄弟の姉 長女、次女、三女の姉は、いつも岡山弁で話ている 岡山弁が根底にある
今は、親戚も知人も誰もいません 元々の家の墓も大阪の天王寺の寺に移し 故郷に来ることは無くなりました こういう形で帰郷するのも何かの縁 五〇年ぶりの帰郷であります
工房から、車中 道すがら 無き父母の話 遠い記憶が蘇りました。

備前の里のメインロード 陶器屋さんばかり 飲食店が圧倒的に少ない 活気が無いように思へそんな印象を受けました 粘土屋さんにに行き 1000kg注文 取りあえず400kg
2種類 備前粘土(田土) クラウンに積み込んだ 3人乗車 している
積載オーバーでありました クラウンはタイヤがぺしゃんこ状態
「やばくなぁい。」と質疑
「大丈夫、スタッドレスや。」・・・? ちょっと、解答がズレてる と思いました。


美術館、資料館 窯元のご自宅拝見 色々回って タイヤぺしゃんこのクラウンで無事帰宅
日が暮れて工房に帰り
粘土を工房の中、土練機の前まで運び 任務完了
そんな感じの 50年振りの帰郷でありました。
