陸前高田市はとくに津波被害の大きかった地域の一つですが、報道の力や多くのリピーターの力もあり、現在も多くのボランティアが訪れています。ゴールデンウイーク初日の28日には全国から今年最多の約500人のボランティアが集まり、ボランティアの延べ人数が10万人を突破しました。
主な活動内容は瓦礫の撤去をはじめ、養殖カキ用のいかだ作りやわかめの収穫のお手伝いなどの漁業ボランティア、また最近のニーズの傾向として「春からまた畑を始めたい」という要望が多く、畑整地などのボランティアも行われています。震災の発生から1年以上が過ぎましたが、このように再び立ち上がろうとする人たちが手助けを必要とする作業はまだたくさんあり、そういった人たちへのボランティアが多く求められています。
こうしたボランティアが増えているのは、復興の証ですが、以前瓦礫の撤去は続いており、撤去作業が進む一方で、「ただがれきの山ができているだけ」というのが現状です。また、ガレキの撤去が進み、一面が更地になっており、鉄筋の建物だけが残ったまま放置されているような場所も多くあります。
また大前提として陸前高田市は深刻な過疎と高齢化の問題を抱えていて、そのため、ひっ迫した生活を送る「被災者=高齢者」とどう向き合うかが復興の鍵となっているようです。
今回調べた陸前高田市の現状はほんの一部分でしかなく、もっと被災地の現状を知るためには、自らの足で被災地を訪れる必要があると思いました。