今年最後のブログです。


来年1月から各予備校で答練が始まります。


各予備校様々ですが,その多くが,1月から本試験までに向けて,何回かのコースに分けて実施されるとおもいます。


では,どのコースから受けるのか,あるいは,まったく受けないのか。これは,多くの受験生が悩むところではあると思います。どれが良いかというのは,私が言うまでもなく,皆さん知っている通り,人それぞれの答えは違っています。


1月からのコースを本試験まで受けた方が良いと考えられる要素を持つ方というのはどういう方なのかを自分なりに分析した結果をここでは書いていきます。


《1月からのコースを本試験まで受けた方が良いと考えられる要素》

・ある程度学習が進み,過去問もそのほとんどをやりつくしたという方。

・実力はあるのに毎年,本試験では力が出せない,あるいは,あと一歩というのが続いている方

・記述が苦手な方

・毎年,本試験で,時間が足りなくなるという方


このうちの一つあるいは複数にあたる方は,1月からの答練を受けることで,合格の可能性を高めることができるのではないかと考えます。


《答練を受けることについて》

どんなに知識があっても,本試験で合格点を出さなければならないのですから,そのための訓練として最も最適なのが,真剣に取り組む受験生が集まったところに自分を置き,その中で,自分の実力を試すことです。通信でも同じです。多くの受験生の中で自分がどこに位置するのかを知ることができるからです。

そして,最も重要なのが,必ず,自分の成績と向き合うということです。

記述で言えば,まったく書けなかったとしても,とにかく出す,白紙でも出す。

それがその時の自分の実力であったことを,振り返るための印として,提出する。

そして,0点と書かれた答案を自分自身につきつけることが大切なのだと思います。


そこから,自分の真剣さが高まってくるはずです。


合格レベルにある人の多くが,その実力にほぼ差がないのがこの試験です。

どこで合格点を出すのかというと,精神論に頼る部分が多いのもこの試験の特徴といえるのではないでしょうか。



1月からのコースを受講するか悩んでいる方の参考として書いてみました。



来年も,よろしくお願いいたします。