第五部の七巻目では、理不尽な王族の命令からの帰領から神殿の話から主人公の四年生初期の失踪から帰還、そして、それによって分かったエーレンフェストとアーレンスバッハとの「本物のディッター」へと。
八巻では、アーレンスバッハへ行く時に「エックハルト・ユストクス」両名の合流、そして、境界門でダンケルフェルガーとの合流してからのアーレンスバッハの礎の奪取とフェルディナンドの救出とエーレンフェスト防衛線前半。
九巻目では、エーレンフェスト防衛線後半と戦勝会の前後、下町で防衛した兵士たちへの報奨の支払いと。その後から貴族院防衛線へと。
十巻目では、貴族院にローゼマイン一行が到着し、Ⅸアーレンスバッハ貴族と侵攻してきたランツェナーヴェ側との衝突。その過程での現王族の自分勝手な言動・理念。馬鹿王子の一人「アナスタージウス」の暴言?によって一歩?遅れたからの防衛線。
十一巻目では、防衛線の後始末と言うか将来のユルゲンシュミットを決める会合と就任式。この巻には新アウブになった「ローゼマイン」の魔術を見た漁師たちの話「新しいアウブのすげぇ魔術」が日頃の生活がわかります。
最終巻でもあるこの巻では、なろうのサイドでの「記憶」からの収録ですか、エピローグ間に読者が疑問になった新領主になった経緯が罹れています。
・ 新領地の紋章と基本色。
・ エーレンフェストの神殿組の中のローゼマイン側近の移動方法。
・ グーテンベルク組の裏話。
など諸々書かれています。
巻末の最後の四コマ漫画と椎名優氏による「ローゼマインとフェルディナンドのバルコニーに日常」が激甘だなと思いました。
追記。
ウェブ版「婚約式」でのフェルディナンドの独り言「……失敗したな」と言う言葉は?となっていましたが、書籍版では、絵が付いているのでこの場面なら適している言葉だなと思いました。言われた本人の頭の中で「?」かいっぱいあると思いました。